【Praga Digitals】ロザンタールのサティが待望のSACDハイブリッド化

長岡鉄男氏絶賛の壮絶録音がオリジナル音源から待望のSACDハイブリッド化。
オーディオ・ファン必携盤登場!
SACDハイブリッド盤。限定盤。
メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターし、目の覚めるような音の良さで注目される本シリーズの新作はサティ。
ファン注目のロザンタール指揮フランス国立管によるバレエ音楽「パラード」は、長岡鉄男先生が絶賛した“EVEREST”原盤。
※待望のSACDハイブリッド化です。
長岡先生は名著「外盤A級セレクション」で、『パラードは軽妙洒脱、明るく散乱する曲と演奏、録音は明るくハイ上がりだがレンジは広く、ローエンド20Hzはタイプやピストル、ハイエンド20kHz、25kHzはシンバルや、名前は忘れたがハンドルを回すとギリギリと歯ぎしりする楽器、これが超音波領域までのびており、脳ミソをひっかき回すような強烈な音を出す。シンバルもやや厚み不足だが、ハイエンドのサラサラとしたのびは他のレコードでは聴けないもの。タイプライターがグランドピアノぐらいのサイズに聴こえるが、音は生々しい。ハイ上がりの壮絶録音だが歪み感はなく、鮮度、切れこみ、情報量、分離、エネルギー等、多くの点で優れており、音場感も悪くない。スペアナで見てもハイエンドののびはわかると思うが、カセットへのダビングでは音色一変してしまう。サウンドマニア向きのレコードだ。』
これがますますパワーアップ。驚愕の音世界にご期待下さい。
アルバムの5分の4を占めるピアノ曲は、2012年12月の最新録音。
独奏を務めるクリストフ・ドゥルーズはリパッティやチェルカスキー、ブッフホルツに学んだベテラン。ロシア音楽のスペシャリストとして、カバレフスキーやキュイのアルバムをリリースしていたこだわり派の名手。
今回のサティもジムノペディ、グノシエンヌ、ジュ・トゥ・ヴ、エンパイア劇場のプリマドンナなど人気曲はもちろん、凝った選曲がドゥルーズならではです。
【曲目】
サティ:
舞踏への小序曲/グノシエンヌ第1番/「真夏の夜の夢」のための5つのしかめ面/ジムノペディ第1番/太った木の人形のスケッチとからかい/グノシエンヌ第2番/いやな気取り屋の3つのワルツ/バラ十字軍の最初の思想/風変わりな美女~行進曲「フランス‐月世界」/ジムノペディ第2番/グノシエンヌ第7番/風変わりな美女~ワルツ「眼の中の神秘的なキス」/グノシエンヌ第3番/ジュ・トゥ・ヴ/冷たい小品/グノシエンヌ第4番/グノシエンヌ第5番/エンパイア劇場のプリマドンナ/サラバンド第3番/自動記述法/ジムノペディ第3番
バレエ音楽「パラード」(※)
【演奏】
クリストフ・ドゥルーズ(Pf)
[2012年12月/ラ・ショー・ド・フォン市ホール(スイス)]
マニュエル・ロザンタール(指揮)、フランス国立管弦楽団[1959年6月/パリ](※)