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巨匠、スクロヴァチェフスキによる最新盤はブルックナーの第7番

掲載: 2013年06月21日 09:46

更新: 2013年06月21日 10:31

スクロヴァチェフスキ

「ブルックナーは、私にとって最も偉大な作曲家である」と指揮者スタニスワフ・スクロヴァチェフスキは語る。彼は言葉を続ける。
「ブルックナーはモーツァルトに比肩すべき存在であり、彼の音楽は奇跡である…音楽は無限について、超絶的な宇宙について、神、永遠性、愛、悲劇をも語りかけるのだ。」
第7番の冒頭のメロディはブルックナーの夢見たものを明白に伝えている。若き頃の彼の友人がヴィオラで奏でたテーマ、そして語った言葉「あなたはいつか成功する・・・。」その予言は真実となった。
この作品はブルックナーの「最も偉大なる成功作」となったのである。
1923年10月3日生まれのスタニスワフ・スクロヴァチェフスキ。彼が現代最高のブルックナー指揮者であることは疑う余地はないでしょう。過去のブルックナー指揮者たちが、少しずつ神の領域へと踏み込んで行ったのに対し、スクロヴァチェフスキのスタンスは違うようです。
彼はいつの日もブルックナーを崇拝し、あくまでも人間的な音楽を大作曲家の魂に捧げ続けています。今回の演奏もそれは変わることがありません。この演奏の時点でスクロヴァは89歳に達しているのですが、そんなことは微塵も感じさせないパッション溢れる演奏を披露しています。
なお、この演奏はハース版を原則に用いながらも、スクロヴァ独自の解釈が施された極めて興味深いものとなっています。“血沸き肉踊る”人間くさいブルックナーを体験してください。

【曲目】
ブルックナー:交響曲 第7番 ホ長調
1.第1楽章:アレグロ・モデラート
2.第2楽章:アダージョ
3.第3楽章:スケルツォ
4.第4楽章:フィナーレ
【演奏】
スタニスワフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
2012年10月24日、ロンドン サウスバンク・センター
ロイヤル・フェステイヴァル・ホール

カテゴリ : ニューリリース