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好評、シモーネ・ヤングによるブルックナー・シリーズ、最新盤

シモーネ・ヤング

S.ヤング&ハンブルク・フィルによる“ブルックナー:交響曲全曲録音”シリーズは、第1、2、3、4、8番がリリース済みですが、今回は「第0番」!作曲者の死後に初演された、この作品に新たな注目盤の誕生です。

1869年に着手されその年に完成されたと言われる、ブルックナー(1824-1896)の「第0番」。実際の完成は第1番よりも後ですが、なぜかブルックナー自身がこの曲の総譜に「0(ゼロ)」と書き込んでいることからこの番号で呼ばれています。曲が完成した際、当時ウィーン・フィルを指揮していたオットー・デッソフに感想を求めたところ、「第1主題がわからない」と言われたため、発表を取りやめてしまったというブルックナー。総譜を破棄することはなかったものの、晩年になって「試作」「無効」などの書き込みを付すことで気持ちの整理をつけたのかもしれません。初演は彼の没後である1924年。確かに堂々たる主題はわかりにくいですが、音の使い方はいかにもブルックナーらしく、また要所に現れるゲネラルパウゼ(オーケストラの楽器全てが休みとなること)などが彼らしさを主張しています。もしブルックナーが、この溌剌としたヤングの演奏を聴いたなら発表を取りやめることはなかっただろうに…と思えてなりません。

【曲目】
アントン・ブルックナー: 交響曲 第0番 ニ短調 WAB100(1896)
1. 第1楽章: アレグロ [16:58]
2. 第2楽章: アンダンテ [13:39]
3. 第3楽章: スケルツォ,プレスト-トリオ [7:43]
4. 第4楽章: フィナーレ,モデラート-アレグロ・ヴィヴァーチェ [11:18]
【演奏】
ハンブルク・フィルハーモニー
シモーネ・ヤング(指揮)
【録音】
2012年5月20&21日 ライブ録音 ハンブルク ライスハレ
Recording Producer, Editing, 5.0 Surround Mix & Mastering: Jens Schunemann
SACD Authoring: Ingo Schmidt-Lucas, Cybele AV Studios
Sound Engineer: Christian Feldgen

 

※「Oehms Classics」レーベルから、同時リリース予定のその他の新譜タイトルは、コチラです。

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2013年05月23日 17:02

更新: 2013年05月23日 18:09