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ヴァイオリンの妖精、イブラギモヴァの新譜はシューベルト

イビラギモヴァ

ロシアが生んだヴァイオリンの妖精アリーナ・イブラギモヴァ。
世界に新時代の到来を確信させた名演「メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲集」に続く新録音は、名パートナー、セドリック・ティベルギアンとのデュオによるフランツ・シューベルト(1797~1828)の「ヴァイオリンとピアノのための作品全集」!

イブラギモヴァとティベルギアンが聴かせてくれる新世代の自由な発想と解釈。独創的で斬新なシューベルトの世界と出会える瞬間が今から待ち遠しい。大反響必至!

1828年に31歳で短い生涯を閉じたシューベルト。1816年に作曲された“ソナチネ”と呼ばれる3曲の「ヴァイオリン・ソナタ(D.384, D.385, D.408)」、“デュオ”と呼ばれる1817年の「ヴァイオリン・ソナタ(D.574)」、そして「ロンド(D.895)」、死の前年となる1827年の作品「幻想曲(D.934)」。

「ヴァイオリンとピアノのための作品」は、交響曲、ピアノ・ソナタ、室内楽、そして歌曲に数多くの傑作を遺し、31年という人生を駆け抜けたシューベルトの生涯、そして作曲家としての成長を証明する歴史そのもの。
“ソナチネ”と言えば、19歳のシューベルトによる若書きの作品で、シューベルトが亡くなった後に出版されたものですが、天才作曲家ならではの豊かな音楽に溢れています。
グリュミオーやマルツィ、クレーメルといった一流の音楽家による録音が長く愛されてきましたが、本盤も新しい“定番”を予感させる注目盤と言えるでしょう。

シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための作品全集

【曲目】
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 D.384(ソナチネ)
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 D.385(ソナチネ)
ヴァイオリン・ソナタ第3番ト短調 D.408(ソナチネ)
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ長調 D.574(デュオ)
ロンド ロ短調 D.895
幻想曲ハ長調 D.934
私の挨拶を D.741
【演奏】
アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)
セドリック・ティベルギアン(ピアノ)
【録音】
2012年7月27日-29日&8月3-4日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)

CD1
Violin Sonata in D major 'Sonatina' D384
 1  Allegro molto  [6'40]
 2  Andante  [3'53]
 3  Allegro vivace  [3'52]

Violin Sonata in A minor 'Sonatina' D385
 4  Allegro moderato  [7'59]
 5  Andante  [6'36]
 6  Menuetto: Allegro  [2'11]
 7  Allegro  [4'22]

Violin Sonata in G minor 'Sonatina' D408
 8  Allegro giusto  [6'42]
 9  Andante  [6'22]
 10  Menuetto  [2'20]
 11  Allegro moderato  [3'50]

CD2
Violin Sonata in A major 'Duo' D574
 1  Allegro moderato  [8'11]
 2  Scherzo: Presto  [4'09]
 3  Andantino  [3'44]
 4  Allegro vivace  [5'09]

 5  Rondo in B minor D895  [13'30]

Fantasy in C major D934
 6  Andante molto –  [3'37]
 7  Allegretto –  [4'48]
 8  Andantino –  [9'29]
 9  Tempo I – Allegro vivace  [5'36]
 10  Sei mir gegrusst! D741  [4'37]

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2013年05月21日 13:37

更新: 2013年05月21日 14:08