ニュー・ゲイリー・バートン・カルテット新作『ガイデッド・ツアー』
掲載: 2013年05月15日 19:38
更新: 2013年05月24日 13:12
ジュリアン・ラージュ、スコット・コリー、アントニオ・サンチェスと結成したゲイリー・バートンのニュー・カルテットは、2011年にグループ初となる『Common Ground』をリリース。新しい何かを感じさせるサウンドで、70歳前後にして止まることのない真のアーティストの今を聴かせてくれると同時に、来日公演も連日大白熱のパフォーマンス。ただならぬものを予感させましたが、満を持して登場するこのセカンド・アルバム『Guided Tour』は、間違いないでしょう。ジャズの歴史にその名を残す名作です!
バークリーの名教授としても素晴らしい功績を残すゲイリー・バートン。しかし「50年に及ぶ音楽生活では、教えるという時期と、演奏するという時期があったと思うけど、演奏に焦点を合わせる時期が今、再びやってきたと感じている」とのこと(来日時のインタビューより)。そうした一言も、とにかく大いに納得できる作品となっています。
「このグループは、最初に録音した時から全てが完璧だった。」「2作目ではアンサンブルとして発展し、グループとしてのアイデンティティをどんな瞬間でも表現できたことがうれしい。」とも語るバートン。この作品により、このグループは大げさでなく、21世紀の屈指のユニットとして語られること必至でしょう。音楽の可能性を信じさせてくれるギフトのような1作。素晴らしいです。
【パーソネル】
Gary Burton(vibes)
Julian Lage(g)
Scott Colley(b)
Antonio Sanchez(ds)
【収録曲】
1. Caminos (Antonio Sanchez)
2. The Look Out (Julian Lage)
3. Jane Fonda Called Again (Gary Burton)
4. Jackalope (Fred Hersch)
5. Once Upon A Summertime (Michel Legrand)
6. Sunday's Uncle (Julian Lage)
7. Remembering Tano (Gary Burton)
8. Helena (Julian Lage)
9. Legacy (Scott Colley)
10. Monk Fish (Antonio Sanchez)
小曽根真とゲイリー・バートンのデュオ作も登場!
師弟から盟友へ…。
『フェイス・トゥ・フェイス』『ヴァーチュオーシ』に続く白熱のデュオ・アルバム第3弾『タイム・スレッド』。
2001年に発売されグラミー賞にノミネートされたアルバム『ヴァーチュオーシ』は通過点に過ぎなかった。30年前、小曽根真の才能を見出し、プロとしての活動の機会を与え、世界デビュー・アルバム『OZONE』(1983年)をプロデュースしたゲイリー・バートン。師弟としてスタートした2人の関係は、30年の時を経て、お互いを触発しあう盟友へと変わった。出会いから今日までの道のりに思いを馳せつつ小曽根真が書き下ろした作品にゲイリーが真っ向から挑む、白熱のデュオ・アルバム第3弾。ゲイリーとの様々なエピソードを綴った小曽根真によるライナー・ノーツがまた素晴らしいんです。
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