18歳のデュ・プレ、22歳のゲルバーによる貴重ライヴ音源がCD化
掲載: 2013年05月01日 17:56
更新: 2013年05月01日 19:25

18歳のデュ・プレ、22歳のゲルバーがそれぞれ協奏曲のソリストをつとめた
“ベルリン・デビュー”の歴史的価値のある貴重なライヴがついにディスク化!
ドイツ“audite”レーベルから宝のようなヒストリカル・レコーディングが登場。
それはチェロのジャクリーヌ・デュ・プレとピアノのブルーノ・レオナルド・ゲルバーがそれぞれ協奏曲のソリストとしてベルリン・デビューした時のライヴです。
演奏が行われたのはともに1963年3月5日でゲルト・アルブレヒトの指揮、ベルリン放送交響楽団と共に若干18歳のデュ・プレはシューマンのチェロ協奏曲を、22歳のゲルバーはブラームスのピアノ協奏曲第1番を披露しました。
若きヴィルトゥオーゾは全身全霊で演奏し、熱気あふれる演奏と純粋無垢な音楽で聴衆を圧倒し、まるで何かにとりつかれたような神がかったとも言える名演を披露しました。
デュ・プレが演奏したシューマンはこのライヴの5年後にあたる1968年にバレンボイムの指揮、ニュー・フィルハーモニア管とレコーディングをしておりますが、10代のデュ・プレの当演奏の方がより生き生きとし溌剌としています。しかしデュ・プレの持ち味である力強さと繊細さはこの時から彼女の音楽に存在し、独特の個性をはなっています。
一方のゲルバーの弾くブラームスは豪快でいながら非常に高い完成度の演奏です。ゲルバーは当ライヴの3年後にあたる1966年に当楽曲をレコーディングしておりますが、音楽・技術の両面からみても難曲であることを忘れてしまうほどの密度の濃い演奏を披露しております。
二人のキャリアはこのベルリン・デビューという記念すべきこの演奏会が非常に重要であり、それが大成功に終わったことによりその後の充実した音楽活動を展開できたと納得してしまうほどの奇跡のライヴです。
モノラルながらauditeレーベルが誇る「ファースト・マスター・リリース」シリーズのヒストリカル・レコーディングだけあって復刻技術も期待できます。これは絶対に聴き逃せません。
【曲目】
(1)ロベルト・シューマン: チェロ協奏曲 イ短調 op.129
(2)ブラームス: ピアノ協奏曲第1 番 ニ短調 op.15
【演奏】
(1)ジャクリーヌ・デュ・プレ(vc)
(2)ブルーノ・レオナルド・ゲルバー(pf)
ゲルト・アルブレヒト(指揮) ベルリン放送交響楽団
【録音】
1963年3月5日 ベルリン (ライヴ)
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