ユッセン兄弟~鮮烈デビュー!ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集他

NHK「スーパーピアノレッスン」で大反響を呼んだ天才ピアノ兄弟が日本デビュー!
ソロとデュオで綴る繊細で華麗なピアニズム!ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集とシューベルト・アルバム、同時発売
ベートーヴェンには、ボーナスDVD付きの限定盤もございます。
きらきらした輝き!
世界的ピアニスト、ピリスが育成する未来の大器
「月光~ユッセン兄弟デビュー」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
【曲目】
ピアノソナタ 第5番 ハ短調 作品10の1/アルトゥール・ユッセン(ピアノ)
ピアノソナタ 第8番 ハ短調 作品13《悲愴》/ルーカス・ユッセン(ピアノ)
ピアノソナタ 第13番 変ホ長調 作品27の1/アルトゥール・ユッセン(ピアノ)
ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27の2《月光》/ルーカス・ユッセン(ピアノ)
[ボーナス・トラック]
ワルトシュタイン伯爵のテーマによる4手のための8つの変奏曲 ハ長調 WoO67/アルトゥール&ルーカス・ユッセン(ピアノ)
[ボーナスDVD]※「限定盤」にのみ収録されています!
シューベルト:幻想曲 ヘ短調 D940 (作品103)/アルトゥール&ルーカス・ユッセン(ピアノ)
【録音】
2010年3月
「ルーカスとアルトゥールは、連弾演奏も行うが、ソリストとしての活動も多い。・・・・・・彼らの演奏はもちろん両者の個性が際立つもので、ルーカスのおだやかで静謐さと思慮深さを醸し出す演奏、アルトゥールのみずみずしさと躍動感あふれる演奏が印象的だが、一緒に演奏すると音の対話が見事な融合を見せ、ひとりで弾いているような自然な音の流れを生み出している。この完璧なシンクロを見せるデュオに対し、ソロにおいてはアルトゥールの若々しさ、陽気さ、推進力とルーカスの繊細さ、シリアスで純粋な音楽へのアプローチが聴き手の心を強くとらえる。さらにふたりに共通している、きらきらと輝きを放つ、生気に満ちた、鋭敏な感性を遺憾なく発揮した音楽性が、未知への大きな可能性を示唆している。」(伊熊よし子さん;ライナーノーツより)
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シューベルト:即興曲集
若き才能の発芽を感じさせるユッセン兄弟のセカンド・アルバム!
ソロ演奏と4手連弾が同時に味わえる、ユッセン兄弟ならではのアルバム構成!
【曲目】
シューベルト:4つの即興曲 D899(作品90)/アルトゥール・ユッセン(ピアノ)
第1番 ハ短調
第2番 変ホ長調
第3番 変ト長調
第4番 変イ長調
シューベルト:4つの即興曲 D935(作品142)/ルーカス・ユッセン(ピアノ)
第1番 ヘ短調
第2番 変イ長調
第3番 変ロ長調
第4番 ヘ短調
シューベルト:幻想曲ヘ短調 作品103 D940/アルトゥール&ルーカス・ユッセン(ピアノ)
シューベルト:ポロネーズ D599(作品75)/アルトゥール&ルーカス・ユッセン(ピアノ)
第1番 ニ短調
第2番 変ロ長調
第3番 ホ長調
第4番 ヘ長調
【録音】
2011年7月
「ルーカスとアルトゥールのシューベルトは彼らのことば通り、奏者が演奏を心から楽しんでいるという愉悦の表情に満ちあふれている。まだ10代のピアニストがひたむきにシューベルトの作品の内奥に迫り、作曲家の意図に肉薄し、その深い思いを存分に描き出したピュアな演奏である。」(伊熊よし子さん;ライナーノーツより)

【アルトゥール・ユッセン&ルーカス・ユッセン】
アルトゥールとルーカスは、5歳でピアノを始める。兄ルーカス(1993年生)は、9歳でカメラータ・アムステルダムとの共演で、コンセルトヘボウ大ホールでデビュー。また弟アルトゥール(1996年生)は、2004年音楽才能のための基金による国内コンクールで、ヤング・ミュージカル・タレント・オヴ・ジ・イヤーに選ばれる。
2005年、ユッセン兄弟はポルトガルの誇るピアニスト、マリア・ジョアン・ピリスに招かれ、ポルトガルとブラジルで数カ月ピリスの指導を受ける。同年、ベアトリックス女王の即位25年祝典にあたって、アルトゥールとルーカスはナイツ・ホールでコンサートを行い、その模様はライブでテレビ放映される。2006年には、ベアトリックス王女基金の50周年記念するコンサートにも出演。ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン指揮オランダ放送室内管弦楽団とユトレヒトで、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団とアムステルダムのコンセルトヘボウ大ホールで、モーツァルトの「ピアノ協奏曲第10番(2台ピアノのための)」を演奏。
2006年、アムステルダムのプリンセン運河コンサートで、ルーカスはピアニストのラン・ランと共演。2007年5月、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホールで行われる「マスター・ピアニスト・シリーズ」の20周年記念コンサートで、直前にキャンセルしたマルタ・アルゲリッチの代役として、ルーカスとアルトゥールはラヴェルの「マ・メール・ロワ」を演奏。12月には、ブラジルでのマリア・ジョアン・ピリスのマスタークラスに参加。このマスタークラスは、NHKがドキュメンタリーとして放送。同年末、ルーカスはコンセルトヘボウで、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン指揮オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団とショパンの「ピアノ協奏曲第2番」を共演。
2008/2009年のシーズンには、ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、オランダ室内管弦楽団、ロンドン室内管弦楽団と共演、また、ミュンヘンのヘラクレス・ホール、コンセルトヘボウのリサイタル・ホールでリサイタルを行う。
2009年6月には、「エルミタージュ・アムステルダム」のオープニングで、ベアトリックス女王とロシア大統領臨席のもと演奏する。9月には、コンセルトヘボウのマチネ・コンサートで、プーランクの「2台のピアノと管弦楽のための協奏曲」を演奏。
2010年5月、ルーカスとアルトゥールは、ヤープ・ヴァン・ズヴィーデン指揮ダラス交響楽団との共演で、アメリカ・デビューを成功させる。8月、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティヴァルに参加、オーギュスタン・デュメイ指揮王立ワロニー室内管弦楽団とモーツァルトの「ピアノ協奏曲第10番(2台ピアノのための)」を演奏。
2012年9月、アルトゥール・ユッセンが巨匠フランス・ブリュッヘン指揮オランダ放送室内フィルハーモニーとベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を演奏。
2012年11月、アルトゥールとルーカスはモーツァルトの2台のピアノのための協奏曲で、名門アムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との共演デビューを成功させる。
ルーカスとアルトゥールは、ドイツ・グラモフォンと契約した最初のオランダ人演奏家であり、アルトゥールは、このイエロー・レーベルと契約した最年少演奏家でもある。ファースト・アルバムでは、ベートーヴェンを録音、セカンド・アルバムはシューベルトを録音している。
ルーカスとアルチュールは現在、トン・ハルトシューカーとヤン・ヴィンに師事しており、さらに頻繁にピリスの指導も受けている。