音楽ベンジャミン・フランケル、「パンツァー・マーチ」も勇ましい『バルジ大作戦』のサントラCD化
ワーナー保有のサウンドトラック名盤を、LP時代のオリジナル・アートワークを再現しCD化する企画を行っているパーサヴェランス・レコーズ。『エクソシスト2』『ガントレット』『エクソシスト』『イーストウィックの魔女たち』を今までにリリースし、今回、『カプリコン1』と『バルジ大作戦』を発売。
ウエスタンとともに人気のジャンルといえる戦争映画。壮大な設定の作品も多く、スペクタクルな勇ましい映画音楽を楽しみたいファンに望まれるサウンドだが、この『バルジ大作戦』も、第二次大戦末期の、ドイツ軍がアメリカに仕掛けた作戦を描いている。1965年作品。監督は、すでに62年にスーパースケールの『史上最大の作戦』を手がけていた名匠ケン・アナキン。大型戦争映画の醍醐味であるオールスターキャストは、アメリカ軍にヘンリー・フォンダ、ロバート・ライアン、ダナ・アンドリュース、チャールズ・ブロンソン、テリー・サバラス、ドイツ軍側にはロバート・ショウといった面々が重厚なドラマを見せた。
そして、音楽はベンジャミン・フランケル。映画音楽の世界では50年代のサスペンスやロマンティックな題材でスコアを聴かせた。73年に死去。後にテレビドラマ音楽は手がけているが、担当した映画音楽は『バルジ大作戦』が最後の作品。
なんといっても、この映画での人気のナンバーは、戦車隊の兵士たちによって歌われる「パンツァー・マーチ」。「史上最大の作戦」や「クワイ河マーチ(戦場にかける橋)」「ナバロンの要塞」の主題歌などと人気を争う、戦争映画主題歌を代表する一曲。
ディミトリ・ティオムキンやロン・グッドウィンといった戦争映画のマエストロたちの王道オーケストラ・スコアが好みの方に、こちらもお薦めです。
また、この『バルジ大作戦』、意外にも、過去、日本のSLCが発売したのみで、日本以外では、ササントラ音源のCD化は、今回初。(2000年に、クイーンズランド・シンフォニー・オーケストラによる新録音盤が、CPOレーベルから発売されましたが、サントラはCD化したのはSLCのみ)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2012年11月11日 16:10