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1966カルテットによる『スリラー~マイケル・ジャクソン・クラシックス』

1966カルテット

マイケルの強さと優しさをリスペクトする、クラシカル・トリビュート・アルバム
1966カルテットによる『スリラー~マイケル・ジャクソン・クラシックス』

1966カルテットは、ビートルズをクラシカルにカヴァーする女性4人グループとしてビートルズ来日の1966年をその名に掲げて結成されました。プロデューサーは、当時東芝EMIでビートルズを担当した敏腕ディレクター高嶋弘之氏。ツイン・ヴァイオリンがジョンとポールの役回りを演じるユニークで明確なコンセプトと、印象深いパロディージャケのデビューアルバムが話題となり、全国各地の公演を成功させました。
セカンドアルバムは、アニヴァーサリーイヤーであった英ロックバンド、クイーン。クラシックの上品な印象を破り、ロックの魂とバンド・サウンドを表現する姿勢は大いに話題になり、演奏内容も飛躍的な進歩を見せました。
折りしも、“2Cellos”のアルバムや“モルゴーア・クァルテット”のプログレ作品集が大きな注目を浴びるなど、「クラシック奏者によるロックカヴァー」が違和感なく受けとめられる素地が一般にも広がるなか、第3弾ではいよいよ、「KING OF POP」こと、マイケル・ジャクソンを取り上げます。
マイケル・ジャクソンは、世代的にもメンバーとジャストフィット。大ファンを自認するリーダー松浦梨沙をはじめとして、メンバー全員が是非取り上げたいと切望したアーティスト。このアルバムにかけるメンバーたちのモチベーションは格別で、音楽的アイディアを惜しむことなく出しつくした精力的な制作活動は、これまで以上に音楽的説得力に溢れるアルバムとして結実しました。
マイケルといえば、「スリラー」に代表されるビートの利いたPOPミュージックがまずは想起されますが、一方で、印象的なメロディーのバラードや、社会問題や環境問題を取り扱ったナンバーも少なくありません。クラシカルな要素を強く含むこれらの曲を、メンバーは強い共感を持って奏でるとともに、「マイケルの《強さと優しさ》の両面に光を当てたい」と意欲を示しています。
編曲は、前作までと同じく加藤真一郎氏。メンバー交代(新メンバー:江頭美保(ピアノ))を含め、メンバーの個性を生かした編曲。ほぼマイケルの発表順に並べられた珠玉のナンバーは、天才少年として華々しくデビューしたマイケルの、栄光と悲劇の人生を追うかのように響きます。

 

1966カルテット

【1966カルテット プロフィール】
ビートルズ初代担当ディレクター高嶋弘之が満を持して送り出す、クラシックのテクニックをベースに洋楽アーティストのカバーを行う女性カルテット。日本中が熱狂したビートルズ来日の年「1966」をカルテット名に冠し、2010年11月、『ノルウェーの森 ~ザ・ビートルズ・クラシックス』で日本コロムビアよりCDデビュー。王子ホールでデビュー・リサイルを開催。最新アルバムは、伝説のロック・グループ、クィーンをカバーしたアルバム『ウィ・ウィル・ロック・ユー~クイーン・クラシックス』。ロックの魂と叙情的メロディーを高次元で融合したパフォーマンスに、新時代の幕開けを感じさせる。

※写真、左から
江頭美保(ピアノ)、松浦梨沙(ヴァイオリン)、花井悠希(ヴァイオリン)、林はるか(チェロ)

 

【収録曲】
1. スリラー
2. バッド
3. ベンのテーマ
4. ビリー・ジーン
5. ヒューマン・ネイチャー
6. 今夜はビート・イット
7. ウィ・アー・ザ・ワールド
8. キャント・ストップ・ラヴィング・ユー
9. ディス・イズ・イット
10. スムーズ・クリミナル
11. チャイルドフッド
12. リトル・スージー
13. アース・ソング
14. ヒール・ザ・ワールド

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2012年11月07日 15:44

更新: 2012年11月07日 16:30