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アルゼンチン音響派最重要人物、アレハンドロ・フラノフの深淵なる新作

Alejandro Franov

初めて歌を全面に押し出した前作で、新境地を切り開いたアレハンドロ・フラノフによる約2年ぶりのオリジナル・アルバム!歌声を封じ、まるで悟りを開いたかのように瞑想的でスピリチュアルなアンビエンスを聴かせる今作は、これまで以上に自然や大地の存在を感じさせる、フラノフ史上最も深淵なサウンドスケープが広がる一枚となりました。シンセ、民族楽器、環境音が紡ぐ神秘の音色に、深く意識を飛ばされること間違いなしです!アルバム・タイトルとなっている“チャンパキ”とは、アルゼンチンの中心に位置するコルドバ州にある海抜2,790mの山のことで、フラノフはその山々や周辺に広がる豊かな自然から様々なインスピレーションを受け、今回のアルバムを制作するに至ったといいます。(その風景は今回のジャケット写真にも使われています。)

 

シンセ、ゴング、笛などの多様な楽器による幻想的なドローンが静かにたゆたうアンビエンス作品で、これまでのアルバムと比べても一際メディテーショナルな世界観を持っているので、今作は特にアンビエントのリスナーにおすすめです!

【Alejandro Franov】
「アルゼンチン音響派」最重要人物の一人。ブエノスアイレス在住。シタール、アコーディオン、キーボード、ギター、パーカッション、ボーカルと何でもこなすマルチ奏者。フアナ・モリーナのプロデュースや、モノ・フォンタナの作品にも参加、2007 年にはフェルナンド・カブサッキらと来日、ROVOの勝井祐二、山本精一ら多数とコラボレート。国内盤としてリリースされたアルバムは4 枚にのぼり、今作で5 枚目となる。2011 年10 月に日本でも公開された「幸せパズル(原題:Rompecabezas)」という映画のサントラも手掛け、その作品でアルゼンチンの最高権威にあたる音楽賞も受賞した。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2012年10月25日 18:45

更新: 2012年11月01日 12:30