ブッフビンダー&アーノンクール~モーツァルト:ピアノ協奏曲第25、23番
掲載: 2012年10月23日 19:54
更新: 2012年10月24日 18:00

ルドルフ・ブッフビンダーは、「ピアニストといえばルディ」と言われるほど、クラシック音楽の本場ウィーンで最も愛されている名ピアニスト。ハイドンからブラームスにいたるドイツ・オーストリアのピアノ音楽演奏解釈で世界的に高く評価されています。
たびたび来日を重ね、2012年6月の公演では、リサイタルとコンチェルト両面でその円熟のピアニズムを披露し、各紙誌で絶賛を受けたのは記憶に新しいところです。
当アルバムは2012年6月、ウィーン芸術週間でのライヴ・レコーディングで、共演は何とニコラウス・アーノンクール指揮するオリジナル楽器オーケストラ、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス。ブッフビンダーもモダン・ピアノではなく、ワルターによるフォルテピアノを演奏、ブッフビンダーによるフォルテピアノの録音は今回が初めとなります。この共演は、「巨匠同士の邂逅による完璧で独自のモーツァルト」「ブッフビンダーは、これら2曲の協奏曲の精神を完璧によみがえらせてくれた」(『クーリエ』紙)、「100%のオリジナル・サウンド」「最上のオリジナル楽器をもってしても生み出すことのできない魔法のようなサウンド」(『ディ・プレッセ』紙)などと絶賛を受けています。
なおブッフビンダーは、モーツァルトのピアノ協奏曲に関しては、1997年から98年にかけてウィーン交響楽団とともに全曲演奏した際のライヴ録音で高い評価を得、さらに2006年にはウィーン・フィルとともに第14番、第20番、第22番~第25番の6曲を弾き振りした映像作品もあり、両曲とも今回が3回目の録音ということになります。
モーツァルトの大家として知られるアーノンクールですが、手兵コンツェントゥス・ムジクスとのモーツァルトのピアノ協奏曲の初めての録音に当たって「フォルテピアノでモーツァルトを共演できるのは、ルディ、君しかいない」と言って口説き落としたということです。アーノンクールによるモーツァルトのピアノ協奏曲の録音自体も、1983年のグルダとの名盤以来30年ぶりとなります。2人の巨匠がこだわりぬいたモーツァルトの新鮮な名演の誕生です。[ソニー・ミュージック]
【曲目】
モーツァルト:
1.ピアノ協奏曲第25番ハ長調K503
2.ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
【演奏】
ルドルフ・ブッフビンダー (フォルテピアノ)
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
ニコラウス・アーノンクール (指揮)
【録音】
2012年6月、ウィーン、ムジークフェラインザール (ライヴ)
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