ゲルギエフ&ロンドンSO~マーラー:交響曲全集(全10枚組)

2007年収録の第6番でスタートし、2011年の第9番で完結したゲルギエフ指揮ロンドン交響楽団による
マーラーの交響曲全集が、SACD Hybrid盤10枚組のBOXセットとなって登場。
分売リリース11枚分の収録内容はそのままに、収録順を組み換えることで枚数を抑えて、たいへんお買い得な価格での御提供が可能となりました。
このシリーズは、すべてコンサートでの演奏をライヴ録音しているところにその特徴があり、実演における白熱の模様がストレートに肌で感じられるのも魅力のひとつといえ、第6番や第7番などはその最たる例で、極端なテンポ設定や荒削りでユニークなアプローチも話題騒然となりました。
また、シリーズの大詰めの時期にあたる第5番と第9番では、同一プログラムを数多くこなしたのちに、周到な準備を経て収録に臨んだこともあり、完成度の高さでもゲルギエフがロンドン交響楽団のシェフに就任して以来、屈指の成果を示しています。
マーラー・アニヴァーサリーに向けて台風の目となったゲルギエフ率いるロンドン交響楽団によるマーラー・シリーズ。ぜひとも、この機会にお確かめください。
【収録内容】
マーラー:
[DISC 1]
・交響曲第1番ニ長調「巨人」 52'42
録音:2008年1月13日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) DSD 5.0
・交響曲第10番嬰ヘ長調~第1 楽章アダージョ 22'13
録音:2008年6月5日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) DSD 5.0
[DISC 2]
・交響曲第2番ハ短調「復活」 77'43
エレーナ・モシュク(ソプラノ) ズラータ・ブルィチェワ(メゾ・ソプラノ) ロンドン交響合唱団
録音:2008年4月20、21日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) DSD 5.0
[DISC 3]
・交響曲第3番ニ短調~第1楽章 32'22
[DISC 4]
・交響曲第3番ニ短調~第2-第6楽章 59'48
アンナ・ラーション(メゾ・ソプラノ)、ティフィン少年合唱団、ロンドン交響楽団合唱団
録音:2007年9月24日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) DSD 5.0
[DISC 5]
・交響曲第4番ト長調 54'48
ラウラ・クレイコム(ソプラノ)
録音:2008年1月12日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) DSD 5.0
[DISC 6]
・交響曲第5番嬰ハ短調 70'46
録音:2010年9月26日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) DSD 5.1
[DISC 7]
・交響曲第6番イ短調「悲劇的」 77'11
録音:2007年11月22日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) DSD 5.0
[DISC 8]
・交響曲第7番ホ短調「夜の歌」 72'00
録音:2008年3月7日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) DSD 5.0
[DISC 9]
・交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」 77'22
ヴィクトリヤ・ヤーストレボワ(S I 罪深き女) アイリッシュ・タイナン(S II 贖罪の女)
リュドミラ・ドゥディーノワ(S III 栄光の聖母) リリ・パーシキヴィ(Ms I サマリアの女)
ズラータ・ブルィチェワ(Ms II エジプトのマリア) セルゲイ・セミシクール(T マリア崇拝の博士)
アレクセイ・マルコフ(Br 法悦の神父) エフゲニー・ニキティン(Bs 瞑想の神父)
エルサム・カレッジ合唱団 、ワシントン・コーラル・アーツ・ソサエティ、ロンドン交響合唱団
録音:2008年7月9 & 10日ロンドン、セント・ポール大聖堂(ライヴ) 5.1
[DISC 10]
・交響曲第9番ニ長調 79:00
録音:2011年3月2 & 3日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) DSD 5.1
【演奏】
ワレリー・ゲルギエフ(指揮) ロンドン交響楽団
プロデューサー: ジェイムズ・マリンソン
バランス・エンジニア: ジョナサン・ストークス&ニール・ハッチンソン