SONICMANIA 2012出演!パラ・ワン6年ぶり新作
当時のクラブ・シーンを塗り替えたともいえる、2006年リリースだったパラ・ワンの前作アルバム『Epiphanie』収録の世界的クラブ・ヒット「Dudun Dun」、そしてダフト・パンクの「Prime Time Of Your Life(Para One Remix)」。あれからパラ・ワンは、世界中をツアーしながら、ジャスティス、ボーイズ・ノイズ、サーキンなどへのリミックスも行い、今は亡きInstitubes、Sound Pellegrino、BNR Trax、そしてMarble から、数々のシングル/EPのリリースを経て、パリのクラブの最先端の音を注ぎ込んだような、未来的でポップなセカンド・アルバム『Passion』を完成させた。
この最新アルバム『Passion』からのリード・シングルとなる、テクノ・バラード曲の「Lean On Me」のボーカルを担当した、パラ・ワンの長年のコラボレーターで親友でもあるテキ・ラテックスは、「“Lean On Me”を作っている最中、共通意識としては、50年後のラジオにかかっているだろう曲を想像しながら曲を完成させて行ったところだった」とまでも言っている。
そんなパラ・ワンが想像する、“50年後のラジオにかかっているだろう曲”は、このアルバム『Passion』を通して感じさせてくれる。シングルの寄せ集めでは決してない、アルバムとしての完成度と、新曲の独創的な世界観からも、それは確実に伺えるはずだ。ブレイクボットのヒット曲「Baby, I'm Yours」のファルセット・ボーカルが印象的だったイルファンが、テキ・ラテックスと歌い上げる甘く切ない、“未来的なR&B”曲のような「Every Little Thing」、dOPのJAWによりソールフルなボーカルをフィーチャーしている、ミッドテンポでファンキーな楽曲「When The Night」、90年代頃のヒップホップ、トリップホップが、グリッチ、アシッド・ハウスやUK ガラージなどと混在するような「Love Ave.」、「Wake Me Up」や「Empire」、そして、最もアップ・テンポでテクノよりの楽曲の「Sigmund」などもが収録されている。
「VOTE FOR PARA ONE - Para Oneが、2012年にピッタリのアルバムをリリースする。ぼくの友達が良く言っていたように、これは、“今っぽい音をしている、未来の音楽”だよ。Aphex(Twin)を(まだ)尊敬しているのなら、(僕達のように)DJ Premierを尊敬しているのなら、Todd EdwardsやSkreamを信じているのなら、そして、ぼくを(少しでも)信頼してくれているのなら、きっと、これこそが、君の今年の夏一番のアルバムになるよ」-BUSY P
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2012年06月09日 11:23