大注目のプロジェクト~バレンボイムによる「ベートーヴェン・フォー・オール」
掲載: 2012年06月07日 22:30
更新: 2012年06月07日 22:30

バレンボイムが世界に贈るベートーヴェン・プロジェクト「ベートーヴェン・フォー・オール」。
第3弾はバレンボイム自ら指揮とピアノ・ソロを担当したピアノ協奏曲集です。伴奏はベルリン国立歌劇場管弦楽団。
現代最高のピアニストでもあるバレンボイム、2度目の「弾き振り」によるピアノ協奏曲集の登場です。
7歳の時にピアニストとしてデビューしたバレンボイム。指揮者としての多忙な日々を送るかたわら、ピアニストとしても今なお精力的に活動しています。このピアノ協奏曲全集は、2007年ドイツのボーフムで行われたルール・ピアノ・フェスティバルでの録音で、ベートーヴェン作品では珍しい、弾き振り(指揮とピアノ・ソロを兼務)による演奏です。バレンボイムはかつてクレンペラーの伴奏指揮でベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲を録音、その後ルービンシュタインのソロの伴奏指揮を担当、1985年には自らベルリン・フィルを弾き振りして全曲録音を行っています。今回の弾き振りによる全曲録音はそれ以来となるものです。
『ベートーヴェン・フォー・オール~ピアノ協奏曲全集』
【曲目】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:
CD1 ピアノ協奏曲第1番ハ長調 作品15・第2番変ロ長調作品19
CD2 ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37・第4番ト長調作品58
CD3 ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73《皇帝》
【演奏】
ダニエル・バレンボイム(ピアノ・指揮)
シュターツカペレ・ベルリン
【録音】
2007年5月21-23日 ボーフム、ヤールフンデルトハレ
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『ベートーヴェン:交響曲全集』
【演奏】
ウエスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団
指揮:ダニエル・バレンボイム
アンナ・サムイル(S)
ヴァルトラウト・マイヤー(Ms)
ペーター・ザイフェルト(T)
ヴォルフガング・コッホ(Br)
ケルン大聖堂声楽アンサンブル
【録音】
2011年8月 ケルン
ベートーヴェンを媒介に響き渡る共生のハーモニー!
武力ではなく、対話によってパレスチナに平和を!という信念の元、文学者エドワード・サイードとダニエル・バレンボイムによって創設されたウエスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団。その成り立ちはワーナー・クラシックからリリースされたDVDで詳細を観る事ができますが、サイード亡きあと、バレンボイムが取り組んだのがこのベートーヴェン・プロジェクトです。
音楽を前に、人は自然と同じ呼吸の元でハーモニーを響かせる。それが対立しあうイスラエル、パレスチナ、そしてアラブ、ユダヤなど様々なルーツをもつ国々から集まった若き音楽家たちであろうとも。ベートーヴェンのスコアを手に、ひとつの譜面台と譜面を共有する二人ひと組の弦楽奏者にはじまり、全てのプレイヤーが心をひとつにして和音を響かせ、呼吸をひとつにしてフレージングを作りあげていきます。そしてクライマックスに来るのが「歓喜の歌」。様々な問題を超えて昇華された喜びの調べが、聴き手の心に深く響き渡ります。
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『ベートーヴェン・フォー・オール』
【曲目】
ベートーヴェン:
交響曲第5番「運命」~第1楽章
交響曲第3番~第3楽章
ピアノ協奏曲第5番~第2楽章
ピアノ協奏曲第1番~第3楽章
ピアノ・ソナタ第23番「熱情」~第1楽章
交響曲第6番「田園」~第1楽章
ピアノ協奏曲第3番~第3楽章
ピアノ協奏曲第4番~第3楽章
ピアノ・ソナタ第14番「月光」~第1楽章
交響曲第8番~第2楽章
ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」~第2楽章
交響曲第6番「田園」~第5楽章
ピアノ協奏曲第3番~第2楽章
交響曲第7番~第2楽章
交響曲第9番「合唱」~第4楽章
【演奏】
ダニエル・バレンボイム(ピアノ&指揮)
ウエスト・イースタン・ディヴァン・オーケストラ
【録音】
2011年8月(交響曲)、2007年5月(協奏曲)、2006年(ソナタ)
ベートーヴェンが世界をひとつに!
現役でありながら既に伝説の演奏家の域に入りつつある現代最高の音楽家、ダニエル・バレンボイムの指揮、そしてピアノを堪能できるだけではなく、ベートーヴェンが生みだす共生の美が結実した2枚組です。
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