マリーナ・アンド・ザ・ダイアモンズの飛躍的な新作
掲載: 2012年05月14日 18:42

母国イギリスで初登場5位を記録、30万枚を売り上げたデビュー・アルバム『ザ・ファミリー・ジュエルズ』から2年。アヴァンギャルドなDIYスタイルを貫くアーティストであるマリーナは、実験的な過去を爆発させつつ、『エレクトラ・ハート』で未来へのしっかりとした第一歩を踏み出した。今作は、輝かしいほど野心的で、エレクトロ・ポップの高揚感と落ち着きのあるメランコリアを行き来する、途切れなく、まとまった大胆な音の波動なのだ。
プロデュースを手掛けたのはオールド・スクールで一流のプロデューサー陣。ドクター・ルーク(ケイティ・ペリー)、リアム・ハウ(スニーカー・ピンプス)、そして12曲中9曲を手掛けたグレッグ・カースティン(リリー・アレン、カイリー・ミノーグ、フォスター・ザ・ピープル)とリック・ノウェルズ(マドンナ、スティーヴィー・ニックス、リッキー・リー)。ひとりデペッシュ・モード的な女性のフックの効いた野心的な音楽。彼女のシアトリカルなヴォーカルが今、堂々とした非凡なパワーポップとなり舞い上がる。そして、彼女のヴォーカルが持つ個性が、個性を失ってしまうという内容のアルバムを歌う。
マリーナは言う。「自分に挑戦したかったの。だから、今までやってこなかった事を全てやってみた。愛に関して歌ったり、アメリカのポップス界に飛び込んだり、人と共作したりね。自分の人生において、本当に楽しい時間だったわ。ニュー・アルバムの音にはエネルギーや積極性があるし、私のヴォーカルも前作よりコントロールされていて、客観的に作れたと思う。歌詞はビターだけど、コミカルにビターなの。私はブラック・ユーモア好きなのよ」。
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カテゴリ : ニューリリース