【2012年はコレがくる！】宇宙人映画特集

2011年に公開された映画『宇宙人ポール』があまりにも良作だったため、宇宙人にハマらずにはいられない！ということで宇宙人が出演する映画が大集合！遠い宇宙に思いを馳せて、いま宇宙人を見直そう！

こんな宇宙人はじめて！SFオタクのイギリス人2人組（しょっちゅうゲイと間違われる）がアメリカの宇宙人スポットを訪れてみたら、本当に宇宙人と出会ってしまった！この宇宙人、アメリカ暮らしに慣れているためお下品なアメリカンジョークは飛ばすわ渋い顔でタバコ吸うわ、冷蔵庫の食料をパクパク食べるわという見た目以外は人間そのもの。でも超能力はさすが。でもその超能力をかなりショッキングな事に使っています・・。このにくめない宇宙人、ポールの話を聞いたオタク2人は、ポールとの友情を築き、ポールを助けようと奮闘する・・！これはただのコメディ映画ではない！そしてただの宇宙人映画でもない！ポールの声を担当したセス・ローゲン、天才です。DVD発売が待ち遠しい！

個性的で憎めない宇宙人が山ほど出てくるこの映画。悪役宇宙人も出てきますが、大半がちょっとおとぼけでかわいらしい。特にパート2に出てくる郵便局の機械の中でタバコ吸いつつへヴィメタを聴きながら尋常じゃないスピードで仕分けしている宇宙人と主人公の味方のムシ達が、銃撃戦の時にビビって足が震えているのには爆笑します。でもなんといっても一番かわいいのはエージェント（一応）のパグ犬、フランク。犬なのにしゃべりまくって周りを閉口させる姿はたまりません。

誰もがETとエリオットに感情移入してしまう、あのラスト・・・。ETは最初エリオットの弟分みたいな立場でかわいがられていたのが、最後にはエリオットを見守っているかのような姿に涙。言葉はしゃべれなくてもこんなに心を通わせて分かりあえるんだ・・。子供だけじゃなく大人までも、ETがいたらなあ、ETと友達になりたいなあと思ってしまう、愛すべき宇宙人。

妹が小さい頃に宇宙人にさらわれたことにより、超常現象や宇宙人の存在を信じている主人公のFBI捜査官、モルダーと何でも科学的に解明できると豪語するパートナー、スカリーが何度も死にかけながらも難事件を解決していくドラマ。猟奇的な事件から、幽霊、ポルターガイストなどの心霊現象まで、反発しながらも共に謎を解いていく2人がかっこいい！2人は恋に落ちるのかな・・と視聴者をやきもきさせるとこも見所。基本的に1話で完結するため、見やすいのもいい。でももっと見たい！となってしまい気付いたら朝・・ということもありました。ただ、本当にゾクっとする話もあるため、怖がりの方は家族と見ましょうね。

一口に宇宙人VS人間とも言えない、なんとも個性的な映画。南アフリカに突然やってきた宇宙船から衰弱したエビの形の宇宙人が大量に見つかった。人間はしかたなく“第9地区”に隔離し、一応は住まわせるが、両者の間で争いが絶えず、人間たちはエビを更に隔離しようとするが・・。猫缶が大好物のエビたちが結構リアルに作られていて不気味な時もあるが、それ以上に、エビを物のように扱う人間たちの姿は同じ人類といえども寒気がします。しかし、ある事件をきっかけに主人公と、あるエビの親子の間に不思議な連帯感が芽生えはじめます。この親子エビ、子供がすごくかわいくて、お父さんを慕っている姿は人間と同じ。こんなに悲しくなって、考えさせられて、怒りを感じる宇宙人映画は初めてです。ちなみにこの主人公役の俳優さんのセリフはすべて彼のアドリブだそう。演技も半端な上手さではないと思いましたが、アドリブとは・・。ものすごい才能です。