EUROARTより初DVD化!チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル、バレンボイムによるブラームス
掲載: 2011年10月20日 19:20
更新: 2011年10月20日 19:30

かつてメトロポリタン・ミュニヒが制作した一連のチェリビダッケ&ミュンヘン・フィルのコンサート映像作品のなかから、バレンボイムをソリストに迎えたブラームスのピアノ協奏曲集がEUROARTより初DVD化されます。
チェリビダッケにとって、正規の商業録音としては両曲とも唯一の内容であるブラームスのふたつのピアノ協奏曲は、入念なリハーサルに裏付けられた精緻な音色のセンスと悠然たるテンポを基調に、途方もなく巨大な音楽が展開されるというもので、チェリビダッケ晩年の様式美が顕著な内容として有名です。
いっぽう、ピアノ独奏を務めるバレンボイムは、1978年4月にミュンヘンのヘルクレス・ザールにおけるライヴで、クーベリック指揮のバイエルン放送響との共演でピアノ協奏曲第2番、さらに2004年5月にアテネの野外ライヴで、ラトル指揮のベルリン・フィルとの共演によるピアノ協奏曲第1番という具合に、ブラームスのピアノ協奏曲の映像作品を異なる顔合わせでも発表していて、いずれも高い評価を得ていました。かねがねバレンボイムは、チェリビダッケについて「わたしがこれまでに巡り合ったもっとも偉大なる音楽家のひとり」と公言してきましたが、ここでのバレンボイムのひたむきな表情からは、それが単なる言葉だけではないことがはっきりと見て取れます。
この顔合わせでは、ブラームスとともにチャイコフスキーやシューマンのピアノ協奏曲の映像作品も同時期にまとめてリリースされていましたが、すでに廃盤で中古盤市場ではプレミアがつき、長らく入手難が続いていたので、まずはブラームスのカタログ復活は広く歓迎されるものとおもわれます。
なお、収録時期について、初出時のクレジットでは第1番が1991年7月、第2番が1990年11月となっていました。
【曲目】
ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 Op.15
ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.83
【演奏】
ダニエル・バレンボイム(P)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
セルジウ・チェリビダッケ(指揮)
【収録】
第1番;1991年 エアランゲン・シュタットハレ(ライヴ)
第2番;1991年 ミュンヘン,ガスタイク(ライヴ)
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