【レコメンディスク掲載】RYUKYUDISKOのメンバーがYAPAN名義でソロ作をリリース
沖縄音楽+テクノミュージックという沖縄出身ならではの特性を生かした斬新なサウンドが、電気グルーヴの石野卓球によって見出され、石野自身が主宰していたレーベル、PlatikよりRYUKYUDISKOとして2004年にデビューした双子のテクノ・バンド。その双子のメンバーの弟、廣山陽介が2011年に入ってからのソロ活動を通して作り上げたYAPAN(ヤーパン)名義でのファースト・アルバムが完成。カラフルで楽しいRYUKYUDISKOテイストな楽しいダウンス・ミュージックの要素は残しつつも、<沖縄>に固執することのない幅広い音楽性でアプローチ。ファットボーイスリムやカプセルなどのファンが狂喜し、リスニング・サウンドとしても機能する最新型の<テクノ・ポップ>です!オンライン特典あり:抽選でサイン入りポスターを5名様にプレゼント!
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※応募締め切り:2011年10月31日 23:59
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■■YAPANによるレコメンディスク■■
73年リリースなのでリアルタイムで聴いてませんが、こんな時代にこんなにサイケデリックで、エレクトリックな音があったってことにある意味衝撃を受けました。
しかも聞けば聞くほど新たな発見があったりするので今でもよく聴いています。
サウンドも(良い意味で)押し付けがましくなく、聴く場所や時間も選びません。
時代や時空を越え、これからもいろんな人たちに引き継がれ聴かれていくんだろうと思います。
これも聴く場所や時間を選ばない良版です。
一見すごくシンプルなのですが、それだけにすごく彼が伝えたかったこと、っていうか作った本人から自然ににじみ出てくる音楽って感じが伝わってきます。そもそもリチャードDジェームスはこの作品、作風を通じてメッセージなどこめてないのかも知れません。それくらいナチュラルなサウンドが生み出されてきた物として僕は聴いています。
この時代のAphexのMixも好きです。おそらく一発撮りに限りなく近いのではないでしょうか。頭で鳴っている音楽を限りなく自然な形で、且つなるべく初期衝動に近い感じでアウトプットしているとこが好きです。
Basic Channelはどの作品もとても好きでよく聴いています。
この人(人達?)すごく匿名性で、名義も沢山あり、僕もすべてを把握しきれてません。しかもアンダーグラウンドで記号的でもあるので、ジャケットやタイトルも分かりずらいです(笑)。しかもこのCD2枚持ってました。出版時期や輸出国によってパッケージが違うのかもしれません。
BCDは同じループが延々と繰り返してますが、なるべく少ない音数と展開の少ないミニマル感がすごくハマリます。MIXも空間処理が凝っていて飽きることなく延々と聴けます。このCDを何度も聴くと微妙な変化が分かってきます。これはきっと聴感的にではなく、体感的に伝わってくるのでしょう。それが解かったらBasic Channelの音楽が理解できるのだろうと僕は思います。
誰かがレコードの針をどこに落としても、同じループが聴こえると言ってました。
※「BCD」の取り扱いが無いため「BCD2」を掲載させていただきます。
この作品を聴いてDJ MIXの概念が変わりました。
このシリーズは確か3部作あったと思いますが、僕はこの一作目をよく聴いています。本気で聴きたい方は3枚組みのコンパイル版があったと思うので、こちらもお勧めします。絶対持ってて良かった、手放せないCDになると思います。
この作品はLIVEで聴くDJ MIXとは違い、スタジオでとことん作りこまれ、新たなダンスグルーヴの追及をテーマに構築されたMIXなってます。なので、MIX中に使用されている他のクリエイターが作ったトラックもリッチーのグルーヴになって体感できます。たとえ同じ曲を知ってたとしても、所見ではあまり気づかないと思います。それくらいオリジナリティーにあふれるMIXシリーズだと思います。
※廃盤です。
とにかくアイデアや引き出しが豊富です。
いろんなヴォーカリストやアーティスト、サンプリング等を多用しているにもかかわらず、スタジオアルバムとしてすごく良くまとまっています。ちゃんとファットボーイスリムの世界観になっています。また、ノーマンのDJのスタイルともまた違い、フロアで機能できるトラックはあまりなく、あくまでCDで聴いて楽しめる作品になっています。
なので、僕はこれはダンスミュージックのアルバムとしてではなく、リスニング主体のロックアルバムとしてとらえています。
以上、5枚のアルバムを紹介しましたが、総じて今でもよく聴いている長く愛せる5枚となっています。
この原稿を書いていてわかったことは、影響を受けた作品=今でもよく聴いている作品。ということになりますね。