入荷確定!巨匠、アルヴィド・ヤンソンスの芸術【全2タイトル】
掲載: 2011年08月20日 15:55
更新: 2011年08月30日 18:53

アルヴィド・ヤンソンスの全曲初出レパートリー!
シュターツカペレ・ドレスデンとのステレオ・ライヴ!
ベルリン放送響とのベートーヴェン「第9」(SSS0082)以来久々にアルヴィド・ヤンソンスがWEITBLICKに登場です。
マリスの偉大な父アルヴィド・ヤンソンス(1914~1984)は、レニングラード・フィルとの共演に限られた感のあるムラヴィンスキーとは異なり、世界各国のオーケストラに客演を続けました。東ドイツに定期的(ほぼ毎年)に客演したことは容易に納得できますが、至宝シュターツカペレ・ドレスデンとの共演がステレオ録音で遺されていたことは極めて幸運と申せましょう。ゾンダーマン、ダムと言った黄金時代を担った名手が優れたオーケストラ・ビルダーとしても知られた名匠が厳しく手綱を締める様子がはっきりとわかります。ロマン主義に傾斜した情熱的な解釈で知られ、1914年生まれと言うとジュリーニと同年でもあります。日本の東京交響楽団との相性の良さも語り草で、1984年の最後の客演で評判を取った「悲愴」が今回のリリースに含まれることは歓迎されましょう。意外な事に全てアルヴィドにとって初の音盤レパートリーです。
父を敬愛するマリス氏が今回の企画に全面的に協力して下さいました。
英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。
1. ブラームス:交響曲 第4番
2. モーツァルト:フルート協奏曲 第2番
【演奏】
アルヴィド・ヤンソンス(指揮)、シュターツカペレ・ドレスデン
オーレル・ニコレ(fl)(2)
【録音】
1)1984年10月7日 東ベルリン・シャウシュピール・ハウス(現コンツェルトハウス)
2)1971年5月28日 ドレスデン・クルトゥア・パラスト
[ステレオ、ライヴ録音]
※演奏タイミング
ブラームス:[13:06 / 10:57 / 6:08 / 10:54]/モーツァルト:[7:52 / 7:30 / 4:56]
ブラームスは亡くなる一ヶ月前の演奏となります東ベルリン芸術週間ライヴ。この演奏を聴くとアルヴィドはムラヴィンスキーとは正反対の音楽性、誤解を承知で言えば、フルトヴェングラーのように情熱的にテンポを動かし、楽曲の悲劇性を強調、重要視した名指揮者であったことが判ります。もっと極論を言えば、アルヴィドは極めてドイツのロマン主義名指揮者に近い存在と言って過言ではありません。冒頭の美しさは如何にもSKDですし、第2楽章のホルンの妙技も身震いするほどです。当レーベルのヨッフムとの名盤にも引けを取りません。カプリングは豪華ソリスト、オーレル・ニコレをソロに迎えたモーツァルト。ニコレのライヴは極めて珍しく、アルヴィドのバッキング能力の高さも特筆されましょう。
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1. チャイコフスキー:交響曲 第6番「悲愴」
2. カール・フリードリヒ・アベル(1723-1787):弦楽合奏のためのロンド・レジエロ
【演奏】
アルヴィド・ヤンソンス(指揮)、シュターツカペレ・ドレスデン
【録音】
1971年5月18日 ドレスデン・クルトゥア・パラスト
[ステレオ、ライヴ録音]
※演奏タイミング
「悲愴」:[18:42 / 7:22 / 8:18 / 10:30]/アベル:[12:34]
「悲愴」がアルヴィド初の音盤レパートリーというのも意外です。シュターツカペレ・ドレスデンの「悲愴」も初めて! 演奏時間からも想像できるように恰幅よく、存分に歌わせて、さらに嘆く、絶望する。ロマンの香ムンムン漂う、熱情的な名演奏です。木管のとろけるような美しさ、弦楽合奏の粘るような魅惑、そしてゾンダーマンのティンパニが炸裂する非の打ち所のない「悲愴」です。カプリングはバッハの高弟のアベルの弦楽合奏による佳曲。ドレスデン音色マニアならば興味尽きぬ演奏と申せましょう。
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