SLY MONGOOSE、2年半振りの4 作目フルアルバム

オルタナティヴなダンス・ミュージック・シーンと共振しつつ、通常なら同居し得ない音楽要素を哀愁とユーモアを交えた生演奏の精緻なポスト・プロダクションでまとめ上げる本来の姿勢に戻ったアルバム。大胆にサックス、フルートを迎え、豊かな表情を見せる楽曲や、不意をついて現れる耳に残るコーラス、過剰なまでにフリーキーな演奏、そして独自の歌もの!?まで。作品毎にみせる変化を共に楽しんでいるファンにとっても今作には新しい発見がたっぷり詰まっている。にもかかわらず、きっとアルバムを一周する頃には妙に納得してしまう。 きっと世界中で熱狂的な音楽ファンがニヤニヤしながら話の分かる友人に得意気に聴かせる、それだけに留まらず、純粋なロック・ファンまで魅了してしまう珠玉のアルバムの完成!