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タワレコバイヤーが選ぶ『アビイ・ロード』がリリースされた50年前(1969年前後)の音楽シーンは?

掲載: 2019年10月09日 18:00

タワレコバイヤーが選ぶ『アビイ・ロード』がリリースされた50年前(1969年前後)の音楽シーンは?

『クリムゾン・キングの宮殿』King Crimson

ロックンロールなアルバムにしたかった、というシェリル・クロウの4作目。その思惑通り、心地よいロック満載の力作。レニクラ、ドイル・ブラムホールⅡ、スティーヴ・ジョーダン、レニー・カストロ、ベンモント・テンチと、ゲスト・ミュージシャンがすごいのが特徴の一つですが、極めつけは5曲目のタイトル曲“C'mon, C'mon”でのスティーヴィー・ニックスとのデュエット。そして!次の6曲目の“It's So Easy”で共演するのは、なんとニックスの「元カレ」ドン・ヘンリー。この流れ、シュールすぎるけどなんか微笑ましくて大好きです。そうそう、シェリル・クロウは『I Am Sam』のサントラでビートルズの“Mother Nature's Son”を歌ってたりするわけですが、やっぱり根底にビートルズが流れてるからこんなにも痛快にロックできるんです!間違いない。
(静岡店:佐藤圭亮)

1969年といえばまさにロック変革期真っ只中。そんな中、プログレというジャンルを超えて強烈な存在感を今なお放つ名盤。「クリムゾンはこれを聴けばいい!」とまで言い切ってしまっていい(?笑)ほどの大傑作。
(新宿店:植木一成)

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『レッド・ツェッペリン』Led Zeppelin

50年前は音楽シーンが大きく変化し始めたころ。ロックの世界では機材の進歩によって大音量での演奏が可能になってハード・ロックというジャンルが誕生します。本作はハード・ロックの萌芽ともいえるブルースを下敷きにしたシンプルなロックを聴かせるレッド・ツェッペリンのデビュー・アルバム。ロバート・プラントのヴォーカルを当時初めて聴いた人は腰を抜かしたんじゃないでしょうか?もはや楽器の一部と化した絶叫ヴォーカルとヘヴィなジミー・ペイジのギター・リフが聴きものです。
(金沢フォーラス店:源野公輔)

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『ライヴ・クリーム VOL.2』Cream

ビートルズがライブを放棄してスタジオワークに勤しんでいた頃、クリームは巨大なアンプを積み上げて怒涛のライブワークを繰り広げていた。そんな彼らの私的ベストがこのライブ盤。ヒネリ皆無のタイトルといい近所の友達に頼んだようなダサいジャケといい、信じられないかも知れないが信じて欲しい。代表曲を交えた選曲もいいが、なにより尋常ならざるテンションで突き進む演奏が凄い。3人が楽器でボコボコ殴りあっているが如き破天荒な爆音サウンドは、もはやブルースなのかジャズなのかサイケなのかハードロックなのかなんだかわからんギラギラした熱気を孕んで比類がない。こんな奇妙な音楽はあの混沌の時代にしか生まれなかった。
(渋谷店:北爪啓之)

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『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ』The Velvet Underground

60年代後半のサイケデリック/フラワームーブメント。愛と平和のウッドストックよろしく、ビートルズ含め極彩色に染まる世の中に異を唱えたのが、我が師ルー・リード率いるヴェルヴェッツ。サングラス×全身黒尽くめでヒッピーなんてクソくらえ!とNOを掲げた彼らが歌ったのはNYのリアル。メランコリックな日曜日の朝から繰り広げられるのは、ドラッグの売人を待つ男の心境、同性愛やSM、ヘロイン賛歌や天使の死。ミステリアスなニコの歌唱やルー・リード天性のソングライティングも光りつつ、フィードバックノイズを多用した前衛かつ暴力的なサウンドで当時のNYの雰囲気を描き、結果他の何よりも眩いサイケデリックなアルバムに。NYポップアートの巨匠アンディ・ウォーホルのあまりに有名なバナナの中身はとんでもなくワイルドサイドだった。このカウンターの精神は、長い時間を掛け全てのパンク/オルタナティブな概念の創始となったのです。この1枚が無かったらどんなにロックが退屈だった事でしょう。
(吉祥寺店:巻本拓也)

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『アウトバーン』Kraftwerk

3分間で起承転結させる60'sポップスをビートルズが〈オールディーズ〉にしてしまい、さあ大変。〈4人がやってない事って他に何がある??〉エレキギターの可能性追求(ロック多様化)、第三世界の音楽や他ジャンルとのクロスオーヴァ―(フュージョン)、残るは……完全電子音楽化されたポップス!現代の多様なジャンルは50年前のビートルズと、ここに挙げたアーティストたちのような〈4人に抗う方法論〉の模索、その積み重ねの結果と言っていいのかも。
(高崎オーパ店:大坪挙)

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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド サウンドトラック』Original Soundtrack

ラヴ&ピースな時代の終焉を告げる象徴的な〈シャロン・テート殺人事件〉をクエンティン・タランティーノが映画化。本作はそのサウンドトラック。登場人物たちがカーステレオや自宅で聴いているラジオやレコードは、タランティーノ作ではお馴染みですが、ラジオのジングルやレアなバージョンまで、凄まじい情報量で、彼らが生きた1969年の情景が生き生きと伝わってくる。
(梅田NU茶屋町店:竹井将吾)

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『ポコ』Poco

ビートルズが最後の力を振り絞って『アビイ・ロード』を作った1969年に、アメリカのウエストコースト・シーンで産声をあげたPOCOが、翌1970年にリリースしたセカンド・アルバム。ティモシー・B・シュミットが加入し、晴れて5人編成となったグループの勢いが楽しめる初期の佳作ですが、次の3作目(ライブ盤)を最後に早くもジム・メッシーナが脱退してしまうため、このラインナップでのスタジオ作は残念ながら本作が唯一。そういう意味では貴重な一枚ですね。全体的にリッチー・フューレイがグイグイ引っ張ってますが、メッシーナも名曲“You Better Think Twice”で大ハッスル。ちょっとダサめのジャケはご愛嬌…。
(人事部:土井 基)

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『Arthur Or The Declin And Fall Of The British Empire』The Kinks

60年代後半の音楽シーン(特に英国ロック)を語るうえで外せないのがコンセプト・アルバムだが、その中でもベストの一つに推したいのがこの作品。大英帝国が第二次世界大戦を通じて衰退していく様を、ホーン・セクションを絡めたソリッドなロック・サウンド、レイ・デイヴィスが書くセンチメンタルなメロディとシニカルでユーモラスな歌詞で描いた、作品全体に統一感のある大傑作だ。それに加えて特筆したいのが音質の良さ。デジタル機材を通っていないアナログ感溢れるディープなサウンドは、この時代の音楽が持つ代え難い魅力の一つ。是非LPレコードで歌詞カードを眺めながら聴いてほしい作品です!
(難波店:赤瀧洋二)

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『Beck-Ola』Jeff Beck

若きジェフ・ベック、ロッド・スチュワート、ロニー・ウッド、ニッキー・ホプキンスという逸材がぶつかりあうブルーズ・ロック発ハード・ロック行きなヘビーなサウンドが鮮烈。ファースト・アルバム『トゥルース』よりも音楽形式としてのブルーズから発展していて自由度が高く、トリッキーなベックのギター VS ロッドのシャウトも熱いが、ニッキー・ホプキンスのピアノが肝。ヘビーなギターサウンドでありつつもピアノ・ロック耳で聴くとバンドの推進力はニッキーが叩きだしていると気づく。今聴いてもセンセーショナルなアルバムでありながら1969年というワードで想起するアルバムではなく、歴史的価値を語られにくいアルバム。ブルーズ・ロックというカテゴリーならチャンピオン・クラスかも知れないが、続くハード・ロック始祖の座は後続のレッド・ツェッペリンに持っていかれた感もあり、69年に名前を刻むチャンスであったウッドストックは(オファーあったらしいが)出演をキャンセル…と乗り切れず…歌詞やコンセプトで69年的世界観を描く柄でもないわけで…さすが孤高の男ベック、どこにも属さず、である。
(梅田大阪マルビル店:村越辰哉)

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