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Craig Taborn Trio『Chants』
ECM新時代を告げる重要盤。 中心にはまたしてもトーマス・モーガンが! キース・ジャレット・トリオ、ブラッド・メルドー・トリオ、フレッド・ハーシュ・トリオをわたしたちはちゃんと射程に入れてますよ、という彼らのときめくような入りの鳴り、堂々とした余裕、宣言。“ピアノ・ソロの革命がふたたびECMから”と言うべき『Avenging Angel』(2011年)をリリースしたクレイグ・テイボーンの待望の... 続きを読む
2013/07/11 18:22 intoxicate コラム
Chris Potter『The Sirens』
当代随一のサキソフォン・コロッサスがECMに合流。新時代の幕開けか? 故マイケル・ブレッカーはかなり早い段階で、次世代を担うサックス奏者としてクリス・ポッターとマーク・ターナーを挙げていたと思う。ポッターは自己のバンド、クリス・ポッター・アンダーグラウンドで、ヴィレッジ・ヴァンガードでの2枚のダイナミックなライヴ盤で実力を誇示したゼロ年代。昨年コットンクラブへの待望の来日公演が叶った(英断!)。... 続きを読む
2013/03/11 12:44 intoxicate コラム
Bobo Stenson Trio『Indicum』
比類なき美意識の結晶体 美に痺れる。美メロという呼称は平たいと思う。美しいピアノ・トリオといえば90年代ボボ・ステンソン・トリオ『ワー・オーファンズ』と00年代ジョン・テイラー・トリオ『ロスリン』を刻印したECMレーベルの王権は揺るがない。ボボ・ステンソンは70年代ヤン・ガルバレクのグループを支えた後、自国スウェーデンでフォークやトラッドの試行を過ごした。90年にチャールズ・ロイドのサイドとして... 続きを読む
2013/01/10 13:13 intoxicate コラム
Gretchen Parlato, Becca Stevens etc...『ホーム~ギフト・オブ・ミュージック』
ニューヨークの若手実力派が集結! まぶしいばかりのアコースティック・ギターとピアノのつまびき、エリオット・スミス好きなおれにはストライクなアラン・ハンプトンの声! すかさずポスト・マーク・ターナー的でデズモンドの甘さの毒で入ってくるサックスでノックアウト。ダイナ・ステファン、要チェックだ。これがアメリカから届いた東日本大震災のチャリティーCDとは…。6月にニューヨークはダウンタウンジャズシーンの... 続きを読む
2012/10/29 18:53 intoxicate コラム
Keith Jarrett『Sleeper : Tokyo, April 16, 1979』
1979年中野サンプラザ、ヨーロピアン・カルテットのもうひとつのライヴ盤 70年代キースが蘇る。マイルスの許からECMレーベルにスカウトされ、ローザンヌ、ブレーメン、ケルンと前人未踏のピアノ・ソロでジャズ界を席巻した70年代のジャレットは、通称アメリカン・カルテットとヨーロピアン・カルテットという二つのグループを率いた。ガルバレク、ダニエルソン、クリステンセンという北欧の新進と組んだ後者は、「ジ... 続きを読む
2012/10/03 18:42 intoxicate コラム