2015年ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール第3位入賞に輝いた若きピアノの貴公子、實川風が贈るファン待望のオール・ショパン・アルバム。本人が厳選を重ねたショパン名曲の数々には、虚飾を排したまさに王道のピアニズムが遺憾なく発揮されている。至福のピアニッシモから重厚なフォルティッシモまで、その丁寧に奏でられる音楽は深く醸成され、聴く人を感動の境地へと誘う。2017年1月30日~2月1日、五反田文化センターにて録音。 (C)RS
JMD(2017/07/11)
實川風、待望のオール・ショパン・アルバム
2015年ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール第3位入賞に輝いた若きピアノの貴公子、實川風が贈るファン待望のオール・ショパン・アルバムです。本人が厳選を重ねたショパン名曲の数々には、虚飾を排したまさに王道のピアニズムが遺憾なく発揮されています。至福のピアニッシモから重厚なフォルティッシモまで、その丁寧に奏でられる音楽は深く醸成されて、聴く人を感動の境地へと誘います。
<實川風(ピアノ)>
實川風は2015年10月フランス・パリで行われたロン=ティボー=クレスパン国際コンクールにて1位なしの第3位を受賞、併せて最優秀「リサイタル賞」及び「新曲賞」の受賞に続き、2016年12月イタリアで開催された、第7回カラーリオ国際ピアノ・コンクールでも優勝を果たした。1989年千葉県出身。東京藝術大学音楽学部首席卒業、及び同大学院修士課程修了。2007年ショパン国際コンクールinASIA一般部門金賞、ピティナ・ピアノ・コンペティション特級銅賞・聴衆賞受賞。2008年名古屋国際音楽コンクール第1位、併せて聴衆賞・ビクター賞・名フィル賞を受賞。第77回日本音楽コンクールピアノ部門第3位。2013年サザン・ハイランド国際ピアノ・コンクール第2位(オーストラリア)、2015年3月に行われた「日本ショパン・ピアノ・コンクール」において第1位を獲得した。これまでの輝かしいコンクールでの受賞と共に国内外でのリサイタルや室内楽での活躍も目覚ましく、上海音楽祭への参加やロン=ティボー=クレスパン国際コンクールの直前には、ショパンの命日に合わせてフランスのノアンで行われた"ショパン・ナイト"に出演しヨーロッパ・デビューを果たした。これまでに、ポーランド国立クラクフ室内管弦楽団、東京ニューシティ管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、千葉交響楽団、東京交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団との共演等がある。2008年度ヤマハ支援制度奨学生、2011年シャネル・ピグマリオン・デイズ参加アーティスト。これまでにピアノを山田千代子、御木本澄子、多美智子、江口玲の各氏、フォルテピアノを小倉貴久子氏に師事。東京藝術大学在学中にアリアドネ・ムジカ賞、安宅賞、アカンサス賞、大賀賞を受賞。2011年には名古屋名駅ロータリークラブ椿賞を受賞している。2015年1月より1年間ヤマハwebサイト「ピアニスト・ラウンジ」にて"どこ吹く風PARTII~實川風の音楽日記~"を連載、ユニークな視点と文章に多くの人気が集まり、2017年現在はバックナンバーとして公開されている。2016年3月には初めてのアルバム"TheDebut(ザ・デビュー)"がアールアンフィニ・レーベル(ソニー・ミュージックダイレクト/ミューズエンターテインメント)よりリリースされた。2017年現在グラーツ国立芸術大学ポストグラデュエート課程在籍、マルクス・シルマー氏に師事している。(2017年6月現在)
ナクソス・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2017/06/23)