クラシック
CDアルバム
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ベートーヴェン: 交響曲全集 - 第1番-第9番 / アンタル・ドラティ, RPO, 他<タワーレコード限定>

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廃盤

在庫状況 について

フォーマット CDアルバム
発売日 2009年06月06日
国内/輸入 国内
レーベルTOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE COLLECTION
構成数 5
パッケージ仕様 -
規格品番 PROC-1001
SKU 4988005567598

構成数 : 5枚

【収録曲】
ベートーヴェン:交響曲全集
1. 交響曲 第1番 ハ長調 作品21
2. 交響曲 第2番 ニ長調 作品36
3. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55《英雄》
4. 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
5. 交響曲 第5番 ハ短調 作品67《運命》
6. 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68《田園》
7. 交響曲 第7番 イ長調 作品92
8. 交響曲 第8番 ヘ長調 作品93
9. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125《合唱》

【演奏】
アンタル・ドラティ(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ブライトン・フェスティヴァル合唱団(合唱指揮:ラスロ・ヘルティ)
キャロル・ファーリー(ソプラノ)、アルフレーダ・ホジソン(アルト)、スチュアート・バロウズ(テノール)、ノーマン・ベイリー(バス)

【録音】
1975年3月15-16日(5)、7月22-24日(9)
1976年3月3-4日(6)、3月4-6日(8)、5月8-12日(4)、9月20日(1)、9月24-25日(3)、9月29-30日(7)、10月4-5日(2)
ロンドン

  1. 1.[CDアルバム]
  2. 2.[CDアルバム]
  3. 3.[CDアルバム]
  4. 4.[CDアルバム]
  5. 5.[CDアルバム]

タワーレコード・オリジナル企画盤
UNIVERSAL MUSIC x TOWER RECORDS VINTAGE COLLECTION
タワーレコード30周年記念 "ヴィンテージ・コレクション" 第8弾

作品の情報

商品の紹介

世界初CD化!日本初発売!!ドラティ幻の交響曲全集リリース!!!

ハンガリーの巨匠指揮者の一人であり、作曲家としても活躍したドラティ。オーケストラ・ビルダーとしても手腕を発揮し、ダラス響やデトロイト響などを一流オーケストラに育て上げたことはよく知られています。近・現代作品の演奏において第一人者として高い評価を得ていますが、古典派作品にも充実した演奏を聴かせ、史上初となる『ハイドン:交響曲全集』はドラティの代表録音の一つでもあります。
1975年、ケンペの後任としてRPOの首席指揮者に決まったドラティは、'75~'76年にDGへベートーヴェン《交響曲全集》を録音しますが、これは英国のみの発売で幻の全集となってしまいました。ドラティは、60年代にベートーヴェンの交響曲(第3-8番)を米Mercuryに録音していますが、第5~7番がCD化されたのみでした。今回のこのRPOとの全集復刻はドラティ・ファン、クラシック・ファンの渇きを癒す垂涎のセットといえます。
1975年という時代を考えれば、このドラティの演奏はやや斬新とも取れますが、端正なスタイルで速めの演奏のなかにも豊かな音楽性が感じられ、作品に対する洞察力の深さに驚くばかりです。後に主流となる時代考証のスタイルを予感させるかのような演奏でもあり、多くのファンにお聴きいただきたい演奏です。
タワーレコード

アンタル・ドラティにLPでベートーヴェンの交響曲全集があることは知っていたが、現物を見た覚えはない。DGがイギリスだけでセット販売したそうだが、ロンドンにいけばピカデリーのタワー、オックスフォード・ストリートのHMVや、その向かい側の裏通りのハロルド・ムーアの中古ショップなどは必ず回り、ベートーヴェンの棚は念入りに見ていた。気がつけば買ったはずだから、短期間で廃盤になったのかもしれない。日本にも、ほとんど輸入されなかったのではないか。
ドラティはベートーヴェンの交響曲のうち3番から8番までの6曲を、60年代はじめにアメリカのマーキュリーに録音していた。ロンドン響を振った第5、第6とプロメテウス序曲を収めたCDは、いまも中古店などで時折見かける。こちらは総じて早いテンポをとり、内声部の動きを強調して、最近の時代様式の再現を意識したスタイルにも通じる面も感じられる一方で、仕掛けも目立つ。結構とんがった演奏で、そこに独特の面白みもあるが、それから15年後の1976年頃にロイヤル・フィルを振った、今回世界初CD化の全曲盤のほうは、ずっと円満で、どっしりと腰のすわった、手応えの強い名盤だと思う。
はじめから全集化を予定して短い期間で一気に録音したと思わせる、全9曲を通じた見晴らしのよさが感じられる。第9の両端楽章が淡白だという向きもあるだろうが、それははじめから承知のうえで、古典派の完成期からロマン派の夜明けに至る、ベートーヴェンの交響曲にこめられた一曲ごとの飛躍を一連の歩みとして捉え、伝えようと意図したのではないか。第2、第4、第8の持つ独自性や革新性を、これほどはっきりと示した全集盤は、あまりないように思う。
最近はカリスマ指揮者の個々のライヴを9曲並べた「全集」や、チクルスのライヴが多く、解釈や演奏の面でも音質的にも、均質になるように意識した、ヴェテラン指揮者が一つのオケを振る短期集中型のセッション録音は、極めて少なくなった。ドラティ盤の11年後に同じロイヤル・フィルを起用してRCAが着手したアンドレ・プレヴィン盤が、第1は収録したもののお蔵入り、第2と第3は手つかずで、6曲で中断されたことが象徴するように、LP全盛期とは様変わりしたクラシック・レコード業界の現状を考えればやむをえまいが、寂しい。
LPの録音遺産でも、CD初期に分売で出たラインスドルフ=ボストン響盤やマリナー=アカデミー・オブ・セイント・マーチン・イン・ザ・フィールド盤などを、いま全曲揃えるのは困難だろう。オーマンディ=フィラデルフィア管盤の第1、第2、第4はどうやらCDにならなかったようだし、W.スタインバーグ=ピッツバーグ響盤も、第2、第4、第7しかCD化されなかったのではないか。これらも前世紀後半の演奏現場の空気を伝える立派なヒストリカル盤と思うのだが。
文:俵孝太郎氏
タワーレコード

コアな音盤蒐集家も思わず唸る我らが〈ヴィンテージ・コレクション〉にまたもや強烈音源が登場! 1975〜76年に録音されるも発売はイギリスDGだけだったという、知られざるドラティ指揮のベートーヴェン全集です。ハンガリーの名匠による骨太な音楽とロイヤル・フィルの開放的な響きが見事にマッチングした、良き時代のブリティッシュ・サウンドを存分に楽しめる堂々たるベートーヴェン。やや早めのテンポ設定がこの時代には珍しいスタイリッシュな印象を与えます。《第九》終楽章の圧倒的な高揚感はぜひ味わっていただきたいところ!
intoxicate (C)星野大介
タワーレコード(vol.80(2009年06月20日発行号)掲載)

メンバーズレビュー

7件のレビューがあります
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演奏時間CD1:77;47,Sym1:26;32( 9;41, 7;15, 3;46, 5;50),Sym3:51;10(17;12,15,52, 5;50,12;16).
CD2:71;54,Sym2:35;44(13;14,12;00, 3;35, 6;55),Sym4:36;04(11;36,10;46, 6;18, 7;24).
2010/09/04 NanNanさん
0
これは私が探していた演奏でした!視聴コーナーで聴いて、こいつだ!と思い、すぐさま買いましたが、本当に私の趣味にばっちりです。こんなのがずっと聴きたかった!
2009/08/25 ken-asanoさん
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微温的なベートーヴェンだ。ドラティのバルトークやわが祖国の名演をイメージすると裏切られる。オケともども覇気に乏しい演奏だ。
2009/08/12 kadoshinさん
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