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ベートーヴェン: 交響曲全集 - 第1番-第9番 / アンタル・ドラティ, RPO, 他<タワーレコード限定> / アンタル・ドラティ、他

タワーレコード企画物でドラティのベートーヴェン交響曲は確かLSOの物がありましたがこれは1970年代収録のRPOとの演奏。彼は実務的というか職人気質のきっちりした仕事を残しておりこの全集盤も卓越した出来ではないけれどイギリスの楽団等を上手くその力を引き出しています。その第九でも合唱団は決して気張らないし独唱者も歌いまわさせない処がドラティらしい演奏と言えます。忘れていたスタンスを堅持した演奏でしょう。

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一人のファンさんが書いたカスタマーズボイス

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タワーレコード企画物で貴重なベートーヴェン交響曲演奏が聴けるのは嬉しいです。1990年札響ライブ録音中心、但し第1番他は他の指揮者で代行。第5番「運命」終楽章締め括り一息入れて延ばすのは印象的。第7番第3楽章はユックリ目、終楽章少し縦線が合わないのもライブらしい。録音はさして良いとは思えないが貴重な記録です。

パレーはフランスの指揮者なのでフランス系の曲演奏が多く残されていますが今回このタワーレコード企画で彼の他のレパートリーも紹介され特にブラームス交響曲第4番は意外とオーソドックスですが第1楽章結びティンパニーの控えめをどう聴くか、最終楽章後半刻む様に或いは「溜め」を作ってゆっくり進め最後爆発させるのも面白くパレーのドイツ物得意の面を聴く事が出来ます。

タワーレコード企画物でドラティのベートーヴェン交響曲は確かLSOの物がありましたがこれは1970年代収録のRPOとの演奏。彼は実務的というか職人気質のきっちりした仕事を残しておりこの全集盤も卓越した出来ではないけれどイギリスの楽団等を上手くその力を引き出しています。その第九でも合唱団は決して気張らないし独唱者も歌いまわさせない処がドラティらしい演奏と言えます。忘れていたスタンスを堅持した演奏でしょう。

バルヒエットは懐かしい演奏家で以前ミュンヒンガーやティレガント或いはレーデルの各室内管弦楽団とヴィバルディ、バッハの協奏曲での活躍がありました。LPで聴いているのですがこのタワーレコード企画のCD・・・バッハのヴァイオリン・ソナタ集は上述に見られた彼のドイツ風のやや硬い堅実さとラクロワの柔らかさが硬軟上手くブレンドされた名演と思われます。とにかく昨今のトレンディな演奏ではない事は確実です。

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