カスタマーズボイス一覧

BAD / Michael Jackson

一番凄いマイケル・ジャクソン旋風、レザースーツを着て股間を押さえるダンスに、驚きながら音のシャワーを浴びた感じ。ビジュアルありきではあったが、名曲をじっくり聴いてみるとわかる、計算高い完成度。子供には早い、プロフェッショナルなアルバムだった。

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BUCO_IKEDAさんが書いたカスタマーズボイス

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(全27件)

カッコよくて優しい、あの頃最も憧れたオシャレな音楽。カッコつけて恋をして、わかってきた事を素直に表現したような、男のトゲと余裕が理想的に共存しているアルバム。今聴いても、胸が熱くなるような😎

彼女はそれまで見たことのないような美人で、思わず駆け込んだ写真集の握手会では、年がいもなく顔を赤らめてしまった。このシングルは、ダンス好きな女優が放った、強くて可愛い彼女の集大成。そして潔く辞めていった姿に、アイドルの儚さを演じきった寂しさも残して。

当時18歳だった僕は、このアルバムを聴いて、歌う日本シリーズツアーのサザンを観たくて、年末の横浜アリーナへ向かった。レノンやディラン、クラプトンに心酔していたロック少年は、桑田さんの渋い好みと、シュラバ☆ラ☆バンバが大好きだったから。ソウルフルな東京を感じる、彼のベスト作品だと思う。

コステロの初体験がこのアルバムだった。マドラスチェックの背景に、トゥーフェイスを自でいく顔と、SPIKEの Iがどう見てもTに見えるジャケット。89年らしいドラムのイントロから聴き進めると、クセのある声とメロディに一気に引き込まれた。思わずヘビロテしていて、ブリットポップの天才に出会えたと思った。

Are you gonna go my way のPVが beat UK で1位になった頃、あの痙攣しながらドレッドヘアを振り回す、黒人ロッカーに夢中だった。ROCKとSOULの融合、ジャンルレスにノリまくる革命児のような彼は、僕の90'sヒーロー。このシングルまで網羅したスペシャル盤を聴くと、あの熱い時代を思い出す😎

一番凄いマイケル・ジャクソン旋風、レザースーツを着て股間を押さえるダンスに、驚きながら音のシャワーを浴びた感じ。ビジュアルありきではあったが、名曲をじっくり聴いてみるとわかる、計算高い完成度。子供には早い、プロフェッショナルなアルバムだった。

コレ、僕が初めて買った洋楽のレコード。もちろんほとんどジャケ買いだったが、聴いてみたらすごくオシャレなサウンドに、彼女のふっきれた声が響いて、いいオンナを感じた。Dress You Up も捨てがたいけど、やっぱりMaterial Girl が最高だね。

ルパンが好きになったのは、そのサウンドにも大きな理由がある。最近のジャズアレンジもいいが、オリジナル大野バンドのソリッドでスウィートなフュージョンに、バタくさいボーカル陣と声優達が乗るオシャレなレコード。そして山田康雄サンの「せ・しゃれまん」は、サイテーで最高な味わい。これこそ昭和シティポップの最高峰、生きてて良かったぜ😎

あの一夜は今でも忘れられない。また次の年もやったんだけど😂当時KUWATA BANDで盛り上がってた彼の、ストレートな才能にユーミンが同伴したら、アイドル勢はもちろん泉谷/鈴木、きっと忌野も驚いたに違いない。伝説の名曲復活に拍手、僕は幸せを噛み締めています❕

どの曲を聴いても、気合が違う。プリンスは当時、どんな音でも出せる天才と評価されながら、会社との問題を抱えていたが、決意表明とも言えるこのアルバムをリリースした。マイテとの結婚を意識していたから、素直でいやらしくて、思い切り吹っ切れたサウンドが、超気持ちいいのだ。数ある名作の中でも、これが一番好きかもしれない。

なにをやっても振りきっている。いつもオシャレで、それでいて挑戦的な姿勢を崩さない。あの一流のサウンドと歌詞に酔わされて、その後の趣味性が強い曲には多少惑わされたが、センスの良さはブレない。やはり気になるアーティストだ。

桑田さんは敏感で、ことソロになると思いの丈を語り始める。それはサザンの芸人魂を捨てて、リアルな現世を批評しながらも、どうしても笑える男として居続けようともする。彼の曲を楽しみながらも真剣に聴いてきた僕達は、いつもライブを待っていた。新曲とブルーノートは、またセンスよく響いて期待を裏切らない。

クールなギターは、そのサウンドやフレーズが確かにジャズなのだが、ジェフ・ベックのような切り込みはロック肌。ボーカルとなると鼻詰まりで、プリンスのフレーズを挟んでファンキーでありながら、美しいメロディーを奏でる。ジャンルにとらわれないこの人こそ、フュージョンの天才だと思った。

本気でJazzを聴き始めた頃、このアルバムで一気に加速した。オシャレなピアノ、クールなサックスあたりのイメージを覆して、鯔背で不良な兄ちゃんがバリバリと奏でるトランペットは、最高にカッコいい。ロック好きにも納得させる熱量があり、これぞジャズのノリ、音楽に垣根はないのだ。

御大は、どれを聴いても誰にも真似出来ない個性を放ちながら、どうしてもカラダが動いてしまう音楽をリリースし続けた。特にこのライブは、後半のビート天国からのゼア・ワズ・ア・タイムのノリが最高。ベスト盤でも十分楽しめるが、彼のキャリアの中でもかなり充実しているのが、そのサウンドとオーディエンスの反応からも、ガッツリ伝わってくる。

このハンサムなアーティストの魅力は、純粋さだと思う。やりたいことを模索しては、次のステージへ向かう潔さと、センスのいい真面目さがたまらないのだ。R&Bに開眼したストレートなロックは、混沌とした現代にはなかなか感じられない、ピュアなカッコ良さ。

バリバリとテレキャスを弾いては黙らせるほどのロッカーが、聴かせるサウンドにシフトし始めた、カッコいいアルバム。白黒混成といえばスライを思い出すが、より洗練されてクールながら、ボブ・テンチの熱くソウルフルなボーカルと、やはり唯一無二なベックのスマートなギターがいい。1971年、バランスのいい時代のフィーリングが全開だ。

見た目はちょっとクドいが、抜群の曲とボーカルに驚いたWHAM!。本当にすごいと思ったのがこのアルバムだ。クールでエロティックで、ティーネィジャーを手玉に取る魅力と、やはり確かな歌唱力と作曲のセンス。「KISSING A FOOL」を聴いて、JAZZにも興味を持たせてくれた。

なにしろカッコいいロングヘアがトレードマークとなり、キムタクの時代となった90年代。シビアでエモいトレンディドラマを観てきて、このクールな感性が始まったリバイバルに、当時どっぷりとハマったものだ。「傷だらけの天使」「探偵物語」を彷彿とさせる、平成のスタイリッシュさと昭和の名優が共演する、和製ハードボイルドが好きならたまらない作品だ。

オリジナルシリーズを何度も見返してきたファンにとっては、夢のような作品。あの結末から続編は期待していなかったが、監督の肝入りと言える集大成がこれだ。何しろBGMはすべて書き下ろし、作画や画面構成に気合を感じるし、よくここまで作り込んだと拍手を送りたい。「天使のような悪魔」より、スパイクのカッコよさが際立っている。

当時アニメから少し遠ざかり、松田優作の「探偵物語」や「傷だらけの天使」の水谷豊にハマっていた頃、ビデオショップでふと目にとまったのが本作との出会い。見始めたら最終話まで一気観して、幸せな朝を迎えた。あれから何度観なおしただろう、ただの宇宙ルパンではない、粋なアニメの最高峰。

ルパンといえば、赤ジャケットのセカンドシリーズを夢中になって観ていた。緑を初めて見たのはカリオストロだったが、夕方の再放送で「魔術師と呼ばれた男」を観た時に、あの楽しさから恐怖を感じてショックだったのが、今ではいい思い出。ルパンのルーツは熱く、大人が丁寧に描き出しているのが、観るたびにわかってくる。このカッコ良さは、今の混沌とした時代にこそ、シンプルに響く。

プリンスのファンと自認する人は、全ての音楽ジャンルを理解していると思う。そうでなければ、あのアーティストの変身にはついていけないからだ。彼からブラックミュージックの精髄を教わって、ソウル/ファンク/ジャズに至り、ブルースのカッコ良さと、やっぱりロックを愛するからこそのモチベーションを放出し続ける天才が、いつもそこにいる。完璧なバンドを得たこのアルバムは、またひとつ進化した殿下の記念碑として思い出される。シックなスーツを極め込んでやる音楽は、大人なサウンドだ。

25年というのは誰しも感慨深い年月だ。当時付き合った彼女が陶酔していた影響から、ブラウン管とVHSでシーズン2まで見届けた、初めて真剣に向き合った海外ドラマ。甘酸っぱい青春かと思いきや、大人の事情もふんだんに語られ、何しろデヴィッド・リンチの美的エログロセンスにノックアウトされた。更なる世界と成熟のシーズン3を観て、時代と共に自分が成長できたのかとも思わされる、閃きに満ちた永遠の問題作。

バタくさい作画デザイン、壮大な世界史を舞台にした記念すべき第1作。原作スタイルと魅力的なキャラクター達との関係性、何故ルパンが愛されるのかがよくわかる。彼のサポートを怠らない次元、命を懸けて守ろうとする五右ヱ門、どんなにコケにされても絶対にやめない銭形。そしてもうひとりの主人公となる不二子が女らしく操ろうとするも、ルパンの閃きには敵わない。そんな若い彼の思いきりな態度が、たまらなくカッコいいのだ。

センスのいい作画とぐいぐい引き込まれるストーリー、作り手の楽しそうな遊び心も垣間見える、懐かしいポップな時代の傑作。ラムはもちろん、周囲のサクラや面堂、愛すべきメガネたちの活躍がそれぞれの魅力を際立たせ、主人公ともいえるあたるが男気を見せた時、爽やかな感動に包まれている自分に気づく。学園祭から日常へ戻る寂しさと、現実を生きる力強さ。

緻密で良質なアニメーションと、ブラス踊る「ルパン三世'80」と情深い「炎のたからもの」、随所に光るBGMが見事に融合した何度でも観たくなる魔力を持ったビンテージの名作。少し大人な渋さを見せながら、上品で純粋な王女の為に国家と全力で闘うルパンが、最後は未練タラタラながら夢から覚めたように帰っていく姿に、自由をつらぬくカッコよさを見せつけられる。激しさと品性が共存する、最高の男らしさ。

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