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JS3960さんが書いたカスタマーズボイス
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ウェストコーストの異端児ぶりが初めて全面に押し出された、キャリア唯一のヒット曲 ”ロンドンの狼男” を収録したサード・アルバム。 アルバムもヒットしたが、ほかのウエストコーストものとは ”何かが違う” ただならぬ雰囲気が漂う。 ディスコファンクを意識した ”真夜中の暴走” のジェフ・ポーカロのドラムに痺れる。
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今回はデヴィッド・フォスターやスティーヴ・ルカサーも参加してAOR度も高いのだが、何といっても白眉はシングルカットされた ”スタンド・バック” でのデヴィッド・ウィリアムズのカッティング・ソロ。 マイケル・ジャクソンの ”ビリー・ジーン” でのウィリアムズのソロを聴いたスティーヴィーがラブコールを送って実現したセッションかのように「ビリー・ジーンしている」ソロがたまらなく気持ちいい。
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感動の再結成コンサート。 1曲目から「ミセス・ロビンソン」! 「明日に架ける橋」「ボクサー」でのリチャード・ティーのピアノに泣いて、「恋人と別れる50の方法」でのスティーヴ・ガッドのドラムソロに口あんぐり。 ラストの「サウンド・オブ・サイレンス」で静かに燃えて終わる115分の芸術。
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第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンの中で現在でも第一線で活動する数少ないグループ、デュラン・デュランの、”Hungry Like the Wolf” から、90年代に劇的にカムバックした ”Ordinary World” まで、全米トップ10シングルが11曲も入った究極のベスト・オブ・ベスト。
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TOTOのメンバーを起用してAOR路線に走るのかと思いきや、彼らをただの「駒」として自らの作風は微塵も揺るぐことのない傑作アルバム。 ELOやブルース・スプリングスティーンをパロったり、彼ならではの超シニカルな歌詞も健在。 ”I Love L.A.”そして幾多のカバーを生んだ ”Same Girl” 収録。
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”アイドル視” からの脱皮を図り、TOTOのジェフ・ポーカロとスティーヴ・ルカサーが全面参加してバンド形式でレコーディングされた名盤。 ジェフがここまでロックしているのも珍しい。 全編にわたってのルカサーとのギターバトルも必聴。 ”Rise Up” は意外なアレッシーのカバー。
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リンダ全盛期の77年作品。 バディ・ホリーの ”It's So Easy” とロイ・オービソンの ”Blue Bayou ” が大ヒット。 ほかにもストーンズ、J・D・サウザー、ウォーレン・ジヴォンなどロックなライター陣が豪華。 このあと80年代、リンダはニューウェイブ~ジャズに行ってしまうので元気なリンダが聴けるのはこの次のアルバムまで。
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40年以上に及ぶキャリアの中でわずか4枚のオリジナル・アルバムしかリリースしていない寡作家ながら、そのどれもが忘れられない名盤となっているカーラ・ボノフのベスト・オブ・ベスト。 とにかくすべての曲がいい。 だまされたと思って是非。
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男性アーティストとのデュエット集だが、女王バーブラなので凡百のデュエット・アルバムとは格が違う。彼女は女優としても一流なのでダイアローグの掛け合いも一級品で、何よりもそれぞれのアーティストと自分がたどってきた「路」を歌の中にしっかりと込めていて、しかもそれが感情的にならずに「歌」として機能している。 一語たりとも聞き逃せない名盤だ。
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「噂」の次のアルバム―という想像を絶するプレッシャーを全力ではねのけて2年間かけて制作された2枚組(当時)の力作で、”Tusk”、”Sara” の2曲のトップ10ヒットを生んだ。 特にリンジー・バッキンガムの貢献度が高いアルバム。
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エルトン・ジョンの片腕(分身?)、バーニー・トーピンの知られざるソロデビュー作。 本業は作詞家なので、同業のキャロル・ベイヤー・セイガーのソロに似て訥々としたヴォーカルが逆に味わい深い。 バックにはエルトン・ファミリーやデヴィッド・フォスター+TOTO一派が参加して、エルトン・サウンドとAORの融合が楽しめる。
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イーグルスの実質上最後のアルバム。 バラードでは新メンバー、ティモシー・B・シュミットの ”I Can't Tell You Why” がヒットしたけど、ラストを飾る ""The Sad Café"" でのデヴィッド・サンボーンの泣き節が永遠に耳に残る。 LPは見開きジャケでメンバー5人の暗い顔が意味深長。
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L.A.で知らないもののないファーストコールのセッション・ギタリスト、マイケル・トンプソンをリーダーとしたバンドの初のライヴ・アルバム。30年でアルバムを3枚しか出していない超寡作なバンドで、名盤の誉れ高いファーストから4曲もやってくれているのが嬉しい。ラストはまさかのボストンのカバー! 同内容のDVDも付いたお特用盤。
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デビューから5枚目までのアルバムから厳選された初期ベスト。 この後彼女は「007」の主題歌を歌って➡ジャズ・スタンダードにも挑戦して➡アカデミー賞までも獲ってしまうのだが、ここでは才能あるシンガーソングライターとしての彼女に焦点が当たっている。 全米ナンバーワンの ”うつろな愛” ももちろん収録。
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アージェント時代から職業作家として次々とヒットを飛ばしていたラス・バラードを、ハードネスAORを手掛けたら右に出るもののないキース・オルセンがプロデュースした、UKロックとAORが合体した大名盤。 TOTO結成前夜のジェフ・ポーカロや、まだセッションマンだったデヴィッド・フォスターが弾けるようなプレイを聴かせてくれる。
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記念すべきデビュー作。 まだ日本ではこのころ誰もワム!なんか知らなかったけど、大ブレイクするセカンドへの下地はしっかりと窺える。 スーパー・ファンクな ”Bad Boys”、究極のパーティー・ミュージックの ”Club Tropicana” そしてジョージ・マイケルのルーツが探れる ”Wham Rap!” —と隠れた名曲がいっぱい。
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本人も優れたソングライターながら、ここではジョン・ホール、アラン・トゥーサン、J・D・サウザー、エリック・カズらの楽曲を取り上げて自らはヴォーカル(もちろんスライド・ギターも)に徹している。 トム・ウェイツ、エミルー・ハリス、ジャクソン・ブラウンらの大物もバック・ヴォーカルで参加したキャリア初期の佳作。
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ジャケットは左利き(レフティー)のアート本人の少年時代のもの。 3曲を提供するスティーヴン・ビショップの貢献度に目が行きがちだが、ジェイ・グレイドンがプロデュースしたデヴィッド・フォスター作の ”This Is The Moment” の洗練されたAORも捨てがたい。
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もうほとんどアンとナンシーのウィルソン姉妹ユニットとなったハートが奇跡の復活を果たした前作「Heart」(85)に続くアルバム。 この当時産業ロックを作らせたら右に出るもののないプロデューサー、ロン・ネヴィソンの采配の元、パワー・バラードの ”Alone” がグループ2曲目の全米ナンバーワンとなった。 80年代のハートを聴くならこの2枚はマスト。
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ムーディーなラテン歌謡を歌わせたら右に出るもののないメキシコの国民的大スター、ホセ・ホセが名作曲家マヌエル・アレハンドロの書き下ろし曲を歌った大名盤。 ”Lo Dudo”、”Voy a Llenarte Toda”、”A Esa” など今でもコンサートで必ず取り上げられるヒット曲がぎっしり。 返す返すも71歳での早すぎる死が悔やまれる。
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シルヴィ・ヴァルタンと並ぶフレンチ・ポップスの重要人物、ヴェロニク・サンソンの、3曲の未発表曲を含んだ2枚組40曲入りベスト・アルバム。 もちろんキキ・ディーやヘレン・レディがカバーした大ヒット曲 ”恋人” も収録。 紙ケース入りの凝った作りの装丁も魅力。
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60年代の「アイドルを探せ」の大ヒットで知られるフレンチ・シンガー、シルヴィ・ヴァルタン初の英語詞アルバム。 ポール・アンカを手掛けるダニー・ディアンテのプロデュースで当時の流行だったディスコサウンドに挑戦。 英語で歌っていても微妙なニュアンスにヨーロッパ的な香りが漂ってくる一味違うディスコ・アルバム。
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ミルトン・ナシメントの寵愛を受けたMPBの重鎮シモーネの81年作品で、内省的だった70年代からよりポップな80年代への橋渡し的な重要作品。 ライター陣にはミルトンはじめチコ・ブアーキ、ジョビンなどの名前が並ぶ。 ラストを飾る ”Bárbara” はガル・コスタとのデュエット。 ぜい肉をそぎ落としたかのようなガルの無機質な歌声が素晴らしい。
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コロンビア出身。4枚のスペイン語アルバムの後にリリースされた初の英語詞アルバム。 ”Whenever Wherever” ”Underneath Your Clothes” の2曲がいきなり全米トップ10になって大成功に終わったアメリカ進出盤。 現在でも2か国語でアルバムを出し続けている彼女の原点がここにある。
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1987年、ミルトンがコロンビアに移籍して「Yauaretê」を発表。88年には初の来日公演も果たし(行ってきました)、その1年後にリリースされたのが本作。 ビリンバウの名手、故ナナ・ヴァスコンセロスとハービー・ハンコックをメンバーに迎えて、楽器は最小限ながら無限の広がりを見せる不思議な1枚。 ハンコックのピアノがいつになくすさまじい。
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60年代から不動の地位を保っているブラジルの北島三郎、ロベルト・カルロスの2000年作品。 ちょっとゆったりしたのんびりムードなサウンドが日本では受けづらいのか、ほとんど知名度はないにもかかわらず本国ブラジルでの人気はすさまじいもので、緩やかで伸びのあるボーカルはここでも健在。 MPBとはまた違ったポップ・ヴォーカルのサウダージ感がここにはある。
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アイドルだったルイス・ミゲルが前人未踏の境地へと一歩を踏み出した歴史的大名盤。 ラテン・スタンダードのボレロを現代風のアレンジで蘇らせた ”ロマンセ” シリーズはその後の彼のライフワークともなった。 ”鉄のノド” とでも表現したくなるような力強い歌唱力がすばらしい。
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19歳で ”La Solitudine” を歌い、サンレモ音楽祭を圧倒したイタリアのスーパースター、ラウラ・パウジーニ。 このアルバムはフィル・コリンズの曲も取り上げたL.A.録音盤で、ほとんどのアルバムでこの人はイタリア語&スペイン語の2種類をリリースしているが、これはイタリア語バージョン。 とにかくすさまじい歌唱力と感情表現に圧倒される。
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日本での知名度はあまりないけど、本国ではスーパースターの実力派ララ・ファビアン。 2000年にはアメリカ進出も果たしたが、やっぱり彼女の歌は英語よりもフランス語の方がしっくりくる。 感情表現・歌唱力のどれをとっても超一級品。 セリーヌ・ディオンが好きなら絶対のオススメ。
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一般的にはムード・ヴォーカルとして軽んじられがちなフリオの、ダイアナ・ロス、ビーチ・ボーイズ、ウィリー・ネルソン、スタン・ゲッツをゲストに迎えたアメリカ進出第1弾。 過剰にならず、一歩引いて静かに歌い上げる ”フリオ唱法” は一度ハマるとクセになる。 次男エンリケが父を越えた活躍を見せるのはこの15年後だった。
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ドアーズのカバーで60年代にヒットを飛ばしたフェリシアーノはプエルトリコの出身で、スペイン語のアルバムも数多く出している。 これはラテン界のアミーゴたちをゲストに迎えたスペイン語デュエット集。 アメリカでもブレイクしたルイス・フォンシはじめ、クリスティアン・カストロ、マーク・アンソニー、プロデューサーが本業のルディ・ペレズまで錚々たるメンバーが参加。
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2曲の全米ナンバーワン・シングルを持ち、もはや ”フリオの息子” の肩書も不要となったエンリケ・イグレシアスの、アメリカでブレイクする以前のラテン・ポップス時代のアルバムからのベスト盤。 ロビー・ブキャナン、マイケル・ランドウらL.A.のミュージシャンがバックアップしたラテンAORが楽しめる。
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前作「ルース」でスティーヴー・ワンダーと共演して日本でもその名が知れ渡った、今やMPBの重鎮ジャヴァン。 本作はデヴィッド・フォスターはじめ、マイケル・ランドウ、ジョン・ロビンソンらAOR系のミュージシャンが大挙参加してMPBとAORが融合した大名盤。 多数のカバーを生んだ名曲 ”エスキーナス(街) ” でのアーニー・ワッツのソロにしびれる。
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ボサノヴァの父、アントニオ・カルロス・ジョビンの60~70年代におけるCTIのアルバムはどれも捨てがたい名盤だが、このアルバムもこれといった知名度のある曲は入っていないものの全編を漂うサウダージ感がたまらない一枚。 前作「Tide」からブレーンとなった、この後にソロアーティストとしてブレイクする同郷のデオダートのアレンジが冴えている。
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ミュージカル「ノートルダム・ド・パリ」のカジモド役でのブレイクを受けてリリースされた、ケベック出身の歌手ガルーのデビュー作。 デヴィッド・フォスターのピアノをバックに独特のだみ声で切々と歌い上げる ”L'adieu” がベストトラック。 同郷のセリーヌ・ディオンも1曲デュエットで参加。
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世界的なディーヴァのセリーヌ・ディオンはケベックの出身。 ブレイク以前の10代の頃はフランス語のアルバムを何枚も出していたが、これは世界的にブレイクした「ラヴ・ストーリーズ」の次にリリースされたフランス語アルバム。 実は彼女はブレイク後も英語アルバムと並行して仏語アルバムもかなりの数リリースしていて、ここでもよき相棒のジャン=ジャック・ゴールドマンと一緒にクールな歌声を聴かせている。
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スペイン生まれのシンガーソングライター、アレハンドロ・サンズの初期の代表作。 ラテン・グラミー賞を4部門で受賞したアルバムで、どれも覚えやすいメロディにサンズの掻きむしるような激情的ヴォーカルがかぶさった名盤。 これを機にアメリカにも進出し、デヴィッド・フォスター、コアーズやアリシア・キーズとも共演している。
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ロック/ポップス/ジャズなんでも吹いちゃうオールマイティなサックス奏者。 この人のアルトはとにかくリズミカルで躍動感があるのが特徴。 クウェスト・レーベル2作目となる本作では、リー・リトナー、ドン・グルーシンら昔のフレンドシップ仲間に囲まれてのびのびとした演奏を聴かせている。
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チック・コリアのエレクトリック・バンドI&IIでは、飄々としながら凄いことをやってのけるマリエンサルだが、自身のソロ・アルバムではこれ以上ないほどのスムース・ジャズを聴かせる。 ゲストはやはりスムース・ジャズ界のスター、ブライアン・カルバートソンと、この後バンドを組むことになるジェフ・ローバー・フュージョンのジェフ・ローバー。
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サンボーンの現時点での最新アルバム。 前2作はかなりおとなしめで ”サンボーンもこのまま落ち着いちゃうのかナ” などど思ったりもしたけど、ここでは盟友マーカス・ミラーと再びタッグを組んだ80年代を髣髴させる元気なサンボーンが聴ける。 でもミシェル・ルグランのカバー曲 ”風のささやき” での ”枯れ具合” も捨てがたい魅力。
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遂にウェザー・リポートから解放されたショーターが試行錯誤を続けていた80年代コロンビア時代の作品で、チック・コリア、ジェフ・ボヴァらが参加。 注目したいのは、のちに歴史的なショーター・カルテットの一員となるジョン・パティトゥッチが初参加している点。 この2年後の「Joyrider」でショーターは90年代への確かな視点をつかむことになる。
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N.Y.オールスターズを従えた、コロンビア時代を総括したライヴ・アルバム。 グローヴァー・ワシントン・Jrでもおなじみのマーカス・ミラー&スティーヴ・ガッドのリズム隊が強力。 それにしてもゲストのDr.ジョンをはじめ、リチャード・ティー、ヒュー・マックラッケン、エリック・ゲイル、ラルフ・マクドナルド・・・みんな亡くなってしまった・・・
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70年代中期、ストレートジャズのアーティストもフュージョンをやらなければ食っていけなかった時代。エレクトラに残した4枚のフュージョン・アルバムのうちの2枚目。 この時期のアルバムの中では一番ソウル色が強く、ダニー・ハサウェイ、アイザック・ヘイズの曲を取り上げている。 特にヘイズの ”デジャ・ヴ” は当時ディオンヌ・ワーウィックも取り上げていたヒット曲。
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ボサノヴァ・ジャズ/クール・ジャズの帝王が映画音楽家のラロ・シフリンを作曲・アレンジに迎えた、時節柄フュージョン色の強い作品。 シフリンがアルゼンチン出身だからか「エビータ」の有名曲でスタート。 「ブールバード・ナイト」の主題歌のカバーもあり、サントラファンにも楽しめるアルバム。
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前人未踏の武道館ライヴ。 バックはデイヴ・グルーシン率いるN.Y.オールスターズ。 当時、大学受験のためこのコンサートに行けなかったことが悔やまれてならない。 2枚組LPからCD化の際に収録時間の関係で ”ムズーリ” のエリック・ゲイルのソロがカットされている。 それがなければ★5つ。
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スムース・ジャズ界の女性サックス奏者の中でもブルース・ロック寄りのサウンド~セッションを身上とする彼女は一歩抜きんでている。 ブッカー・T・ジョーンズ、グレッグ・オールマン、ジョー・ペリー(エアロスミス)、ワディ・ワクテルなどの、おじさんの頬が緩みっぱなしとなるこのスムース・ジャズ・アルバムには似つかわしくない豪華ゲスト陣にただただ圧倒される。
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同世代のトム・スコット、デヴィッド・サンボーンと比べて ”異常に” ソロアルバムが遅かったブレッカーの初ソロ。 メセニー、ディジョネット、ヘイデンの「80/81」メンバーにカークランドが加わって出て来た音はフュージョンではなくど真ん中のストレート・アヘッド。 イントロをサックス1本で吹きまくった ”マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ” は鳥肌モノ。
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ジャズ/フュージョン界でナンバーワンの知名度を誇るケニー・Gのベスト・アルバム。 インスト曲で異例のヒットとなった ”ソングバード” からトニ・ブラクストン、ベイビーフェイスらをフューチャーしたヴォーカル曲までを収録したとってもお得な1枚。 あまり語られないけど、”ブレスレス” で延々と吹ける得意技を持つこの人のソプラニーノの腕前は実は相当のもの。
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70年代中期からいち早くスムース・ジャズ的なアプローチを打ち出していたクレマー。 本作では、2年後にリリースされる「Brazilia」への布石的にオスカー・カストロ=ネイヴスが参加してほんのりと気持ちのいいブラジル色が漂う。 エイブラハム・ラボリエル&レニー・ホワイトの ”間違いのない” リズム隊も快感。
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巨人ジョーヘンの晩年の作品。 もともとはジョビンとのコラボ・アルバムの予定だったのが、ジョビンの急逝を受けて追悼アルバムとなってしまったいわくつきのアルバム。 とにかく”枯れた”ジョーヘンがとてもいい。 タイトルは、ハンコック、ディジョネットらアメリカ勢と、イリアーヌ、カストロ=ネイヴスらブラジル勢が融合したとの意か。
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