THE FIELD 『From Here We Go Sublime』(2007)
ヒット・シングル“Over The Ice”を生み出した大注目の逸材による初のアルバム。幻想的なストリングスに柔らかいビートが絡んで心地良い空間を作り出しているドラマティックな本作は、今後のコンパクトを代表する一枚になる予感? 聴けば聴くほどヤバイ!!
(石井)
『Tobias Thomas - Please Please Please』(2007)
レーベルの古参であるトビアス・トーマスの4年ぶり3枚目のミックスCD。クラブ仕様を脱却しつつある現行コンパクトらしく、多少のビートを足掛かりにボンヤリ夢うつつで進んでいけば、ラスト2曲が感動的にポップで美しい。レーベルの方向性を暗示する展開かも。
(石田)
CLOSER MUSIK 『After Love』(2002)
コンパクト史に残る名曲“One Two Three(No Gravity)”がテクノ/ハウスの両サイドから絶賛を浴びた彼ら! このアルバムに同曲は未収録だが、クリック・ハウスのビートを基調にスケールの大きいシーケンスをミックスしたトラックが並ぶ。随所に見え隠れするポップさもGOOD!
(石井)
SUPERPITCHER 『Here Comes Love』(2004)
コンパクトのなかでも異色(?)の存在感を放っている鬼才のファースト・アルバム。哀愁漂うメロディーラインに透明感のあるヴォーカルを乗せた広大なミニマル・ハウスは必聴!! 持ち味である脱力系ディスコ・サウンドももちろん健在。気持ち良く踊れます。
(石井)
MICHAEL MAYER 『Touch』(2004)
コンパクトの主宰者にも名を連ね、DJとしても大活躍するマイヤーの初ソロ。妙にポップなジャケに通じるアンニュイな歌モノから、アシッド・チューンやディスコ、クリック・ハウスまでの博覧会的なヴァラエティー&カラフル感を持つ、まさにコンパクトのダイジェスト的な一枚。
(石田)
JUSTUS KOHNCKE 『Doppelleben』(2005)
グレイト・スタッフからライセンスされて再度ヒットも記録している、ワールプール・プロダクションズの元メンバーによる傑作アルバム。歌ものポップスあり、ディスコあり、アンビエントありと、とにかく多彩! 昨年リリースの“Advance”で人気を決定的なものにしています!
(石井)
FERENC 『Fraximal』(2005)
DJフラとオータン(マキシ・ルイス)のユニットによる初のアルバム。腰にくるブ厚いズンドコ・ビートにアシッド全開のシンセ・ベースでグイグイ押しまくるスタイルは完全フロア仕様! もちろんコンパクトらしいメロウで美しいシンセ・フレーズも炸裂しているのでご安心あれ。
(石井)