真心ブラザーズ&奥田民生、映画「マイ・バック・ページ」主題歌で初コラボ

左から、真心ブラザーズ、奥田民生

5月28日より全国公開される映画「マイ・バック・ページ」の主題歌に、真心ブラザーズと奥田民生によるボブ・ディラン“My Back Pages”のカヴァー・ヴァージョンが決定した。

クラムボンのミトが編曲家のきだしゅんすけと共にサントラを担当することも話題の「マイ・バック・ページ」は、妻夫木聡と松山ケンイチの初共演作品。真心ブラザーズは2005年に公開された映画「ボブ・ディランの頭のなか」のオープニング・テーマとして“My Back Pages”の日本語カヴァーを発表しているが、今回は同ナンバーを親交の深い奥田との初コラボレーションで再録。奥田が英語の原詩、YO-KINGが日本語の訳詩を受け持つ形で歌い分けているとのこと。彼らと監督の山下敦弘は、それぞれ以下のようなコメントを寄せている。

「OTと真心で、ぐっとくるカバーやりました。英語と日本語の混合です。すばらしいです。泣けます。夢にでてきます。免疫が強まります。ごはんがおいしくなります。かぜをひかなくなります。早寝早起きになります。やせます。もてます。人気者になります。本当かな。なるかどうかは聴いてからのお楽しみ」（YO-KING）。

「まごころこめてやりました!」（奥田民生）。

「この曲を初めてスタジオで聴いた時、楽曲それ自体の感動はもちろんのこと、3年間いろんな葛藤を経て作ってきた〈マイ・バック・ページ〉という映画が奥田民生さんと真心ブラザーズさんたちに唄っていただいたことで、ようやく終わることが出来ると確信し、監督として一人感動していました。僕の両肩に重くのし掛かっていた〈1960年代〉という荷物を降ろしていただいて本当にありがとうございました。」（山下敦弘）。

この強力タッグの手掛けた主題歌が、激動の時代を生きた若者たちの葛藤を描く映画をどのように彩るのか楽しみなところ。気になる人はぜひ劇場に足を運ぼう!