IGGY POP、自身の宣言を覆してステージ・ダイヴを決行
今年3月にステージ・ダイヴからの引退を表明したイギー・ポップが5月2日、ロンドンのハマースミス・アポロ・シアターで行われたライヴにてダイヴを決行した。
イギーはこの日、〈All Tommorow's Parties〉の一環として開催されている人気ライヴ・シリーズ〈Don't Look Back〉の5周年を記念したステージに、イギー&ザ・ストゥージズ名義で出演。彼らが73年に発表したアルバム『Raw Power』の全曲をパフォーマンスするライヴを披露した。ダイヴは“Your Pretty Face Is Going To Hell”が演奏されている最中に行われ、イギーは心あるオーディエンスに受け止められて無事ステージに戻ることができたという。
彼は今年NYのカーネギー・ホールでライヴを行った際に、客席に飛び込んだものの観客が誰ひとり受け止めなかったために負傷。その後のインタヴューで今後はダイヴ行為を行わない意向を示していた。
なお、この日のライヴでは5,000人もの集客を記録。元パルプのジャーヴィス・コッカーやセックス・ピストルズのポール・クック、プライマル・スクリームのアンドリュー・イネス、映画監督のジム・ジャームッシュやドン・レッツら著名人も観客として足を運んでいたとのことだ。







