THE WHO、PETE TOWNSHENDの耳鳴り再発で活動終了の可能性も?
ザ・フーが、ギタリストであるピート・タウンゼントの耳鳴りが再発したことにより、バンド活動の危機を迎えていることがあきらかとなった。
「Rolling Stone」誌のインタヴューにおいて、タウンゼントは「もし僕の耳が問題になるなら、僕らはライヴを延期したりはしない。その時は終わりだ。この問題に関して、それ以外の方法は思いつかない」と語り、自身の耳鳴りが治らない場合は、バンド活動を終えるつもりであることを明かしている。
ただし、タウンゼントは現在唯一予定されている3月30日のロンドンでのチャリティー・ライヴで、耳のなかに入れる新しいモニターを試す予定となっており、バンドの去就はその成果次第とされている。バンドに在籍するもうひとりのオリジナル・メンバー、ロジャー・ダルトリーは「彼がモニターをテストできるのはいいことだ。僕も彼もやってみるまではわからない」とコメントしている。
いまだ現役で活躍するザ・フーは、先日もスーパーボウルのハーフタイム・ショウに出演し、充実したパフォーマンスを見せていた。ヴェテラン・バンドの今後に注目だ。