映画監督 大林宣彦さん逝去。享年82歳。『転校生』『時をかける少女』など多くのヒット作残す
映画監督の大林宣彦さんが4月10日、肺がんのため逝去した。享年82歳。
大林さんは成城大在学中などに制作、発表した自主製作映画が評価され、1960年代からテレビCMのディレクターとして活躍。3,000本以上のCM作品を手掛け、1977年に劇場用映画監督デビューした。
デビュー作となる『HOUSE』以降数々のヒット作を手掛け、なかでも故郷の尾道市が舞台の『転校生』、『時をかける少女』、『さびしんぼう』の「尾道三部作」は高く評価された。
2016年8月に肺がんと診断され、余命宣告を受けていたが、それ以降も精力的に映画を制作し続け、今年公開の『海辺の映画館ーキネマの玉手箱』は最後の作品となった。逝去した4月10日が公開予定日だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期されていた。
大林さんの葬儀、告別式は家族葬を行い、後日お別れの会を開く予定だという。訃報を受け、SNSでは多くの著名人からコメントが寄せられている。
大林宣彦監督
— 原田知世『L'Heure Bleue 』 (@TH_noonmoon) April 10, 2020
在りし日のお姿を偲びつつ、ご冥福をお祈りいたします。 https://t.co/JtmnqhCHDz
大林宣彦監督
— 浅野忠信 ASANO TADANOBU (@asano_tadanobu) April 10, 2020
ありがとうございました
一緒に映画を撮った日々を忘れません pic.twitter.com/MbInnd8gNa
「ハウス」を観て映画ってこんなに自由なのかと衝撃を受けた。カメ止めを観て頂いた時はぎっしり手書きの感想を書いて送って下さった。初めてお会いした時は「いいパジャマを着なさい。妻にだけ見せるお洒落だからね」という言葉をもらった。大林宣彦監督。唯一無二の方でした。ご冥福をお祈りします。
— 上田慎一郎 (@shin0407) April 10, 2020
大林宣彦監督が亡くなった!成城大学 で一緒だった仕事も結構一緒にやった!
— ミッキー•カーチス (@MICKEYCURTIS) April 10, 2020
同世代がどんどんいなくなる!ノブお疲れ様RIP
大林宣彦監督が亡くなった。僕は25歳の夏、1987年に『おかしなふたり』の尾道ロケに4日間ほど密着取材させてもらった。監督が子供の頃から通ってた映画館で瀬戸内キネマの撮影をした。「映画なんだからリアルじゃなくていいんです」と言っていたのが印象的だった。 pic.twitter.com/bQ4bWYjO3g
— 町山智浩 (@TomoMachi) April 10, 2020
心よりご冥福をお祈りいたします。
カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース
掲載: 2020年04月13日 16:15







