Kuniyuki TakahashiとEbzによるバンド・プロジェクト、Wavesが始動!

ディープ・ハウスなどにも通じるスピリチュアルなサウンドが国内外問わず高く評価され、ジャズ・ピアニストの板橋文夫らを迎えた最新作『WALKING IN THE NAKED CITY』も話題となった、札幌を拠点に活動するクリエイター、Kuniyuki Takahashi。そしてEbz名義でのDJ活動や、プラッドをはじめとする多数のアーティストのリミックス・ワークでも知られるエンジニア／プロデューサーのNobuhiko “ebizo” Tanuma。演奏家としても卓越したセンスを発揮する2人が始動させたバンド・プロジェクトのWavesが、初となるアルバム『Encounter』を5月12日にリリースする。

彼らのルーツであるジャズからの影響を、ディスコやハウスをはじめとするさまざまなスタイルの音楽に昇華していくというテーマのもとに制作された本作。ゲストとして、ジャズやフュージョンなどの要素を孕んだ独自のテクノを作り出すイアン・オブライエンと、SOIL & “PIMP” SESSIONSやJ.A.Mで活動するみどりんが、それぞれギターとドラムスで参加している。4人のスリリングなインプロヴィゼーションから生まれる、新しいスタイルのダンス・ミュージックを詰め込んだ一枚に仕上がっている模様だ。トラックリストは以下の通り。

すでに、〈渚音楽祭 2010 春〉や東京・代官山のレストランcombineにてライヴを披露しているWaves。今後は精力的なライヴ活動が期待できそうだ。なお、彼らのMySpaceでは楽曲の一部がすでに公開されているので、気になる人はまずこちらをチェックしてみよう。

〈Waves 『Encounter』収録曲〉
1. The Beginning Of Us
2. Reflex
3. Heartbeat
4. Fireball
5. TriWaves
6. Across The Street
7. Fragment
8. Echo