レコード会社のEMIがアビー・ロード・スタジオを売却へ
レコード会社のEMIがアビー・ロード・スタジオの売却へ向けて動き出していると海外メディアが報じている。
アビー・ロード・スタジオは、ビートルズが数々の名作を生み出した場所として広く知られている。他にも、ピンク・フロイド、オアシス、レディオヘッドなど、錚々たるアーティストがここでレコーディングを行ってきた。もともとはEMIレコーディング・スタジオと呼ばれていたが、スタジオ前の横断歩道の写真をジャケットにあしらったビートルズの69年作『Abbey Road』の大ヒットを受け、現在の名称に変更された。
「Financial Times」紙によると、スタジオ売却の理由は会社の抱える負債を削減するためとのこと。同紙は売却額について、数千万ポンドになるのではないかと報じている。なお今回、売却の可能性が浮上しているのは、アビー・ロード・スタジオというブランド・ネームなのか、土地や建物そのものなのかは、まだあきらかになっていない。







