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THE THREE DEGREESのオリジナル・メンバー、FAYETTE PINKNEYが死去

スリー・ディグリーズのオリジナル・メンバーとして知られるフェイエット・ピンクニーが6月27日、急性呼吸不全のためペンシルバニア州ランズデールの病院で死去した。享年61歳。

フェイエット・ピンクニーは、1948年ペンシルバニア州フィラデルフィア生まれ。1963年にオーヴァーブルック高校の級友だったシャーリー・ポーターリンダ・ターナーとともにスリー・ディグリーズを結成。60年代はヒットに恵まれなかったものの、ケニー・ギャンブル&レオン・ハフのバックアップを受けた1973年の“Dirty Ol' Man(邦題:荒野のならずもの)”が一躍注目を集め、翌年の“T.S.O.P.(邦題:ソウル・トレインのテーマ)”で大ブレイク。以後、“When Will I See You Again(邦題:天使のささやき)”など、数々のヒットを放った。グループは本国以上に日本で人気を博し、筒美京平の作曲による“にがい涙”など、日本で制作したヒット曲も残している。

フェイエットは1976年にグループを脱退し、1979年にソロ・アルバム『One Degree』を発表。80年代以降は、音楽活動のかたわら、大学で心理学と社会福祉を学び、カウンセラーとしても活躍していた。

謹んでご冥福をお祈りいたします。



掲載: 2009年07月03日 16:00

更新: 2009年07月03日 16:16

ソース: oops