日本のロック・シーンの巨星、逝く。忌野清志郎死去、享年58歳
活動休止し闘病に専念していた忌野清志郎が、5月2日午前0時51分、がん性リンパ管症のため死去した。享年58歳。
1970年にRCサクセションのヴォーカル&ギターとしてデビュー。“雨上がりの夜空に”をはじめとした名曲/ヒット曲を世に送り出す一方、坂本龍一と共作した“い・け・な・い ルージュマジック”ではインパクト大のヴィジュアル展開で世間の度肝を抜くなど、日本のロック・シーンのパイオニアとしてアグレッシヴに走り続けてきた清志郎。2006年7月には喉頭がんに侵されていることを公表し、活動休止/治療ののちに昨年2月の日本武道館公演で復帰したが、7月に入って左腸骨にがんが転移していたことが判明。再び活動を中止して放射線治療などを続けていた。
今年に入ってからは、世界一周〈アースマラソン〉に挑戦中の間寛平に対する応援歌として新曲“走れ何処までも”“RUN寛平RUN”を発表。また、〈FM802〉の春のキャンペーン・ソング“Oh! RADIO”も手がけるなど本格復帰の予感を匂わせていたが、叶わなかった。
告別式は、5月9日(土)13時より東京・港区の青山葬儀所にて執り行われる。当日は一般のファンの弔問も受け付ける模様。詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。







