「太陽にほえろ!」のテーマで知られる井上堯之が音楽活動からの引退を発表
ギタリスト及び作曲家として、長年にわたり日本の音楽シーンを支え続けてきた巨匠・井上堯之が、音楽活動からの引退を発表した。
井上堯之は、堺正章、井上順、ムッシュかまやつといったビッグ・ネームが名を連ねるグループ・サウンズの代表各、ザ・スパイダースのギタリストとしてそのキャリアをスタート。バンドが解散した後も、沢田研二、萩原健一、岸辺一徳、大野克夫らと共にPYGを結成。さらに井上堯之バンドとしてテレビ・ドラマ「太陽にほえろ!」や「傷だらけの天使」、そして映画「太陽を盗んだ男」など、昭和を代表する名作の数々に楽曲を提供し、その地位を不動のものとしていた。
老境に差し掛かってからも精力的に音楽活動を続けてきた彼だが、「自分はいかに生き、何をすべきかを考え続けてきた結果としての引退となりました」というメッセージを自身のオフィシャルサイトにて公開。今月から予定されていたコンサートもキャンセルとなり、本格的に身を引く決意を固めたようだ。
日本を代表する偉大なアーティストの引退は残念だが、今後も彼の楽曲は世代を超えて愛され続けるだろう。







