50年代に活躍したロック・スター、THE BIG BOPPERの棺桶が、息子によりオークションに出品されることに
バディ・ホリーらとともに、50年代のアメリカのロック・シーンで活躍したミュージシャン、ビッグ・ボッパーの棺桶が、実の息子によりオークションに出品されることとなり、話題を呼んでいる。
〈The Beaumont Enterprise〉が伝えたところによると、棺桶という前代未聞の品が出品されることとなったのは、50年代のヒット曲“Chantilly Lace”でも知られるビッグ・ボッパーこと、J.P・リチャードソン。彼の息子が遺体を別の場所に移すことを決め、掘り起こした棺桶をオークションに出品することにしたという。息子はオークションに関して「僕にはもう用はないからね。でも父が48年間も眠っていた棺桶だから、壊す必要もないだろう。また、これは初期のロックン・ロールを学ぶいい機会になるはずだ」と語っている。出品は今後数週間以内にされ、落札額はビッグ・ボッパーのメモリアル・ショーを開催する費用に当てられるとされている。
ビッグ・ボッパーは、1959年2月3日、ツアー中の移動のために搭乗した小型飛行機の墜落事故によって死亡。その後、テキサス州ボーモントに埋葬されていた。同乗していたバディ・ホリーとリッチー・ヴァレンスも同じ事故で亡くなっている。







