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全世界で1,200万枚以上を売り上げたPEARL JAMのデビュー・アルバム、『Ten』が4種類のスペシャル・エディションでリイシュー

 1991年にリリースされ、全世界で1,200万枚以上も売り上げたパール・ジャムのデビュー・アルバム『Ten』。歴史的名盤と呼ぶにふさわしい同作が、4種類のスペシャル・エディションでリイシューされることが明らかになった。これは2011年のバンド・デビュー20周年を記念するキャンペーンの一環で、今後2年間で他のバック・カタログも再発されていく。

 CD2枚組、CD2枚とDVD1枚の3枚組、LP2枚組、そしてCD2枚DVD1枚LP4枚とカセットのレプリカという4パターンで登場する今回のスペシャル・エディション。2枚組で再発されるCDおよびLPには、オリジナル・アルバムのリマスター・ヴァージョンとプロデューサーであるブレンダン・オブライエンによるリミックス・ヴァージョンがそれぞれ収録され、初音源化となるアウトテイクもフィーチャーされる。さらにDVDには1992年に〈MTV Unpluged〉に出演した際の伝説的パフォーマンスを初収録、ファンにとってはたまらない仕様となっている。なお今回の再発盤のアートワークは、当時もアート・ディレクターを務めたベーシストのジェフ・アメンがデザイナーのアンディ・フィッシャーと共に作り上げたものとなっているそうだ。

 またパール・ジャムのオフィシャルサイト〈Ten Club〉では、現在スーパー・デラックス・エディションの予約を受付中。4種類の中で最も豪華なこのボックスには、〈Momma-Son〉と名付けられたデモ・カセットのレプリカがついてくる。この〈Momma-Son〉とは、パール・ジャムの結成メンバーであるジェフ・アメン、ストーン・ゴッサードマイク・マクレディの3人が初めて録音した“Alive”、 “Once”、“Footsteps”のインスト・パートのみのデモ・ヴァージョン。このテープがバンドの友人であったジャック・アイアンズを介してエディ・ヴェダーの手に渡り、彼がヴォーカルを乗せて送り返してきたテープを3人が聴いた結果、エディのバンド加入が決定したという、パール・ジャムの歴史において欠くことのできない貴重な作品。ファンならずともぜひ聴いてみたい音源だと言えるだろう。『Ten』のスペシャル・エディションは、海外では2009年3月24日にリリースの予定。

掲載: 2008年12月11日 12:00

更新: 2008年12月11日 16:00

ソース: oops

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