音楽プロデューサーの小室哲哉が5億円詐欺の容疑で逮捕される
音楽プロデューサーの小室哲哉が、楽曲の著作権を譲渡すると偽り、投資家から5億円をだまし取ったとして、大阪地検特捜部は今月4日、彼と関係者2人の計3人を詐欺容疑で逮捕した。
小室らは2006年8月、兵庫県芦屋市の投資家男性に806曲分の著作権を10億円で譲渡する契約を提案。その前金として約5億円を振り込ませ、だまし取ったという。小室はこれらの楽曲について、著作権を譲渡する権限は持っていなかった。投資家は今年2月、返還を求めて訴訟を起こし、7月には慰謝料を含む6億円を支払うことで和解が成立。しかし、期日までに支払いが行われなかったことから、投資家が大阪地検に告訴したという。
また、今回の逮捕を受けて、小室をメンバーに含むユニット、globeが11月と12月にそれぞれリリース予定だったシングル“Get Wild”“Self Control”は発売中止が決定。さらに、音楽配信に関しても全曲の配信停止が決定した。







