米ソウル・ミュージックを代表するミュージシャン、ISAAC HAYESが死去
シンガー/作曲家/プロデューサーとして数多くの名曲を生み出してきたことで知られる米のソウル・ミュージシャン、アイザック・ヘイズが8月10日、テネシー州メンフィスの病院で亡くなった。享年65歳。寝室で倒れているところを家族が発見して、救急車で運ばれたが、その1時間後には亡くなったという。死因については明らかになっていない。
1942年にテネシー州で生まれたアイザック・ヘイズは、幼い頃からピアノやサックスといった楽器に親しみ、1960年代初頭からサザン・ソウルの名門スタックスにセッション・プレイヤーとして参加。その後、作曲家のデヴィッド・ポーターとコンビを組んで、サム&デイヴ“Soul Man”や“Hold On I'm Comin”などのヒット曲を生みヒットメイカーの仲間入りを果たす。1967年には自身もソロ・デビューして、映画「シャフト」のサントラでグラミー賞も受賞。オーケストラを大胆に取り入れた壮大なアレンジと深いバリトン・ヴォイスによる独特のサウンドで、ソウル・ミュージックを代表するアーティストとして活躍した。また、近年では、アニメ「サウスパーク」のシェフ役の声優としても知られていた。謹んでご冥福をお祈りいたします。







