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スピッツがこの秋公開される映画「櫻の園」の主題歌を書き下ろし

スピッツが11月8日に公開される映画「櫻の園」の主題歌を書き下ろしたことがわかった。タイトルは“若葉”。34枚目のシングルとして、映画公開と同タイミングでリリースされる予定。

今回の参加について、草野マサムネは「新しい何かが始まるときの期待、怖れ、羞恥、高揚などが入り混じった青い気持ちを鮮やかによみがえらせてもらいました。オトナになったからって簡単に忘れるものじゃないんだね。いま時珍しいくらい、ホントにまっすぐで切ない映画です。そんな〈櫻の園〉に歌で参加できたことを光栄に思います!」とコメントを寄せている。思春期の女の子たちの揺れ動く感情を捉えるという映画のテーマにピッタリなナンバーで、エンディングに爽やかな余韻を与える仕上がりとなっている模様だ。なお、彼らが映画主題歌を手掛けるのは、2006年に公開された「ハチミツとクローバー」以来のこと。

「櫻の園」は吉田秋生の同名コミックが原作。90年に中原俊監督が映画化し、キネマ旬報ベストテンでその年の1位に選出されるなど数々の映画賞に輝いたが、今作は中原俊自身がみずからの手でリメイクしたことも話題に。主演の福田沙紀は「スピッツの草野さんの優しい声が、昔からとても好きだったので、決まったと聞いたときはとても嬉しかったです。楽曲も映画の内容とすごくマッチしていると思いますし、“若葉”というタイトルも、桜につながっていく感じがすごく素敵です。私にとって大切な1曲です」と喜びを表現している。

この夏は〈ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2008〉や〈ロックロックこんにちは! Ver.12〉などのイヴェントに出演するスピッツだが、新曲のお披露目も期待したいところだ。

掲載: 2008年07月16日 19:00

更新: 2008年07月16日 22:29