THE CLASHとのコラボで知られるレゲエ・シンガー/DJ、MIKEY DREADが脳腫瘍のため死去
クラッシュとのコラボレーションでも知られるジャマイカのレゲエ・シンガー/DJ、マイキー・ドレッド(本名:マイケル・キャンベル)が3月15日、脳腫瘍のため米コネチカット州の親類宅にて亡くなった。享年54歳。彼は昨年10月に脳腫瘍と診断されて以来、闘病生活を送っていた。
1954年にジャマイカのポート・アントニオに生まれた彼は、学校でエンジニアの技術を学んだ後、ジャマイカのラジオ局<JBC>でラジオDJとなり、人気プログラム「Dread At The Controls」を担当して一躍有名に。その後、1970年代後半にはシンガー/プロデューサーとしても活躍するようになり、ダビーで革新的な作品を数多くリリース。特にクラッシュとの交流は深く、彼らの1980年作『Sandinista!』ではダブ・パートほかで共同プロデュースを手がけ、当時のツアーにも参加するなど、その音楽性に大きな影響を与えた人物として知られている。謹んでご冥福をお祈りいたします。







