エレクトリックギュインズのフロントマン前田栄達とLOVELOVELOVEのジョイント・ミニ・アルバムがリリース

2006年に業界初の品番タイトル『VICB-60012』でデビューしたエレクトリックギュインズのヴォーカル＆ギターであり、音楽ライターとしても活躍する前田栄達。彼が、自身の運営するレーベル〈hige bossa〉でプロデュースするLOVELOVELOVEとのジョイント&スプリットミニアルバム『ビター&スウィーツ』を12月5日にリリースする。

本作はLOVELOVELOVEのプロデューサーである前田が今年元旦に発売し好評リリースした初のソロ・アルバム『SAA-60012』に続く、ソロ・アルバムとして企画されていたもの。アルバムの流れや緻密なコーラスワーク、アンサンブルなど全体的なプロデュースを前田が担当し、ダンスビートからブギースタイル、ジャムバンド的なアプローチまで、幅広い音楽性を個性的にこなす、若さあふれる演奏をLOVELOVELOVEが奏でるというスプリット的な作品でありながら、まるでひとつのグループの新作を聴いているような、卓越したトータリティを感じさせる名盤に仕上がっている。

なお、アルバムタイトル『ビター&スウィーツ』の意味は、ほろ苦い（ビター）と甘い（スウィート）という反語を使用した、彼ららしいひねくれたセンスを感じさせるもの。単数形の〈ビター〉は大人の渋みを感じさせる前田を表し、複数形の〈スウィーツ〉は甘酸っぱい若さを感じさせるLOVELOVELOVEの3人を表しているとのこと。両者の魅力が絶妙にブレンドされた新しい風味をたっぷりと味わおう!!