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ポップスターに忍び寄るストーカーの影(from EVERYWHERE)

有名税ってことで済ますにはあまりにも重大なストーカー問題。ポップスターならほとんど誰もが体験したことのある生死に関わる問題とはいえ、なかなか防ぐ手立てがないというのが現状だ。リンジー・ローハン、アヴリル・ラヴィーン、ジャネット・ジャクソンもかつて法的手段を取らざるを得なかったことがあったし、そういえばブリトニー・スピアーズのストーカーは確か日本人だったはず。先日はミシェル・ブランチが自分のコンサートの最中にステージ上からストーカーの姿を見つけて捕まえるという事件があったばかりだし、ヒラリー・ダフに至っては間一髪。カナダのTV生放送中に〈殺してやる!〉と叫ぶ男性に襲われかけている。その場はすぐさま警官が犯人を取り押さえて大事には至らなかったものの、もしもの場合を考えると……。彼女とストーカーとの対面はこれが初めてではなく、去年の11月には19歳の少年が逮捕されている。この少年はヒラリーを愛するあまり〈殺してやる〉とずっと付け回していたそうで、グッド・シャーロットのジョエル・マデンとの破局は、この問題を彼が真剣に取り合おうとしなかったからとも言われている。ヒラリーは最新アルバム『Dignity』のなかでストーカーに対して“Dreamer”という曲を歌っていたりするのだが、そんな勇気が仇とならないよう安全を祈るばかり。みんなも、ストーカーはやめましょうね。(レポート/村上ひさし)

掲載: 2007年05月25日 23:00

更新: 2007年05月25日 23:36