マルチな才女、石橋英子（PANIC SMILE他）と、アヴァンギャルドな鬼才、吉田達也のユニットがファースト・アルバム『Slip Beneath The Distant Tree』を6月20日に発売

PANIC SMILEなどのバンド活動のほか、ソロ・アーティストとしても数多くのコラボレーションで多才ぶりを発揮するマルチ・プレイヤー石橋英子。そして、80年代初頭よりあぶらだこ、ZENI-GEVAをはじめ、シカラムータ、ルインズ波止場、アルタード・ステイツ、自身のユニットであるRUINS ALONE、是巨人、高円寺百景……と数え上げればキリがないほど多くのシーンで異彩を放つ鬼才ドラマー吉田達也。これまでにもたびたび共演経験のあったこの強力な二人が、遂に本格始動する。石橋英子+吉田達也というそのまんまなユニット名を冠する彼らのデビュー作は、6月20日発売の『Slip Beneath The Distant Tree』。現代音楽、プログレ、アヴァンギャルド、フリージャズ、ハードコアなどなど、彼らの内包する音楽的素養をすべてぶつけたこの作品には、オリジナル曲のほか、ディス・ヒート、ジェネシス、ソフト・マシーンからドビュッシーに至るまでバラエティに富んだカバーもあり、音楽好きなら誰しもニヤリとさせられること必至だ。さらに、ゲスト・ミュージシャンとして、吉田の長年の盟友であるベーシストのナスノミツルが参加というのも、ファンにとってはポイント高し。

なお、7月4～6日には、石橋英子+吉田達也と、同じく吉田が参加するユニット〈Acid Mothers Temple SWR〉のダブルレコ発ライブが、東名阪にて行われる。ナマならではのダイナミズムが体感できること間違いなし! その他、それぞれ精力的にライブ活動を行っているので、気になる人はオフィシャルサイトを要チェック。