4月16日~4月22日のタワレコ渋谷店チャートはAVRIL LAVIGNE、ARCTIC MONKEYS、Shocking Lemonなどが登場
タワレコ渋谷店総合チャート、今週はトップ10圏内のうち7組を洋楽勢が占めるという珍しい展開。そんななかで1位の座を獲得したのは、アヴリル・ラヴィーンのサード・アルバム『The Best Damn Thing』。ブッチ・ウォーカーやマイ・ケミカル・ロマンス、グリーン・デイなどを手がけるロブ・キャバロ、ブリンク・182/+44のトラヴィス・パーカー、ベックの父親でミュージシャンとしても著名なデヴィッド・キャンベルがプロデューサーとして名を連ね、旦那でもあるサム・41のデリック・ウィブリーもギターで3曲参加している本作は、タイトルどおりに〈超最高!〉なポップン・ロックが満載の一枚となっております。続く2位には、アークティック・モンキーズのセカンド・アルバム『Favourite Worst Nightmare』が初登場。衝撃のデビューから約1年……。クラクソンズやミステリー・ジェッツらを過去に手掛け、自身もシミアン・モバイル・ディスコとして活躍するジェイムス・フォードと、前作に続きマイク・クロッシーをプロデューサーに迎えた本作は、「サウンド面では前作を引き継ぎながら、今までにない野心的かつ挑戦的な試みを取り入れた」とメンバーが語るように、超強力なロック・アルバムに仕上がっております!! そして5位には、インダストリアル・ロックの代表格、ナイン・インチ・ネイルズのニュー・アルバム『Year Zero』が初登場。〈世界の終わり〉を表現したというコンセプチュアルな本作は、トレント・レズナーが「Fucking cool」と評する衝撃の作品となっております。ほか、7位には18年ぶりにオリジナル・メンバー3人が揃ったダイナソー・Jr.のニュー・アルバム『Beyond』が初登場。90年代にグランジ/オルタナという世界的なムーヴメントを作った彼ららしい傑作が到着しております!
一方、今週のJ-INDIESチャ-ト。今週1位の座に初登場したのは、UK直系のメロディーラインとUS産オルタナ/グランジ系要素が融合するギター・ロック・バンド、Shocking Lemonの新作『Solvent Echo』。エンジニアにSUPERCARの作品などを手掛ける益子樹(ASLN/DUB SQUAD/ROVOほか)を迎え、3年6ヶ月振りに放つ待望のサード・アルバムとなっております。そして3位には、国内外のアーティスト/DJ/クリエイター/リスナーにコアな支持を受ける、久下恵生、LATYR SY、内田直之によるFLYING RHYTHMSのサード・アルバム『RHYTHM MEBIUS』が初登場。OOIOOのAYA (ベース)、キリヒトの竹久圏 (ギター)をゲストに迎えた本作は、久下とLATYR SYの汗と魂が飛び散りまくるドラム&パーカッションの打撃合戦を内田がスペーシーにダブ・ミックス。まさに踊らずにはいられない仕様のリズム・ダブの決定盤となっております。ほか、6位には美しいコーラスワークが印象的な静岡出身の3ピース・ロック・バンド、any for delightのファースト・ミニ・アルバム『singer's collection』が、9位にはRED SPIDERによるオール・ジャマイカン・ミックスCD『RED SPIDER #8』が初登場しております。
・タワーレコード渋谷店総合チャート(4月16日~4月22日)
1. AVRIL LAVIGNE『The Best Damn Thing』
2. ARCTIC MONKEYS『Favourite Worst Nightmare』
3. KAT-TUN『cartoon KAT-TUN II You』
4. YUI『CAN'T BUY MY LOVE』
5. NINE INCH NAILS『Year Zero』
・タワーレコード渋谷店J-INDIEチャート(4月16日~4月22日)
1. Shocking Lemon『Solvent Echo』
2. metalmouse『Tales About Sheep』
3. FLYING RHYTHMS『RHYTHM MEBIUS』
4. meg『aquaberry』
5. スクービードゥー『トラウマティック・ガール』







