順当? それとも番狂わせ? 〈ブリット・アワード〉で笑った人泣いた人
2月14日、ロンドンのアールズコートにて〈ブリット・アワード〉の授賞式が行われ、アークティック・モンキーズが最優秀グループと最優秀アルバム(『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』)の2部門を受賞した。当日、バンドはリハーサルのため欠席となったが、映画「オズの魔法使い」やヴィレッジ・ピープルの格好をしたビデオ映像でのスピーチを行った。ほかにもキラーズが最優秀インターナショナル・グループ、最優秀インターナショナル・アルバム(『Sam's Town』)の2部門で受賞して、UKでの絶大な人気を改めて証明している。一方、本年度最多の4部門にノミネートされていたリリー・アレンは無冠という結果に。彼女は以前から〈ブリット・アワードの選考委員がユニバーサルの役員ばかりだから、EMI所属の私が受賞できるわけない〉と自身の無冠を予想していたが、皮肉もそのとおりの結果となったようだ。
授賞式はシザー・シスターズのライヴで華やかにスタートを切り、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、コリーヌ・ベイリー・レイらもパフォーマンス。最後は功労賞を受賞したオアシスが“Cigarettes & Alcohol”“Rock 'N' Roll Star”など初期の人気曲を披露して幕を閉じた。それ以外の主な受賞アーティストは以下のとおり。
■最優秀男性ソロ・アーティスト/ジェイムス・モリソン
■最優秀女性ソロ・アーティスト/エイミー・ワインハウス
■最優秀シングル/テイク・ザット“Patience”
■最優秀新人/フラテリス
■最優秀ライヴ・アクト/ミューズ
■最優秀インターナショナル男性ソロ・アーティスト/ジャスティン・ティンバーレイク
■最優秀インターナショナル女性ソロ・アーティスト/ネリー・ファータド
■最優秀インターナショナル新人/オルソン







