来日も控えたマドンナのワールド・ツアー初日を先行レポート!(from EVERYWHERE)
今月は貴重な体験をしてきたので、そのお話をば……ぬわんと、LAでマドンナのワールド・ツアーの初日を観てきました。9月には13年ぶりの日本ツアーも予定されているマドンナ姐さん。欧米ではずっとツアーを続けていたとはいえ、今回のツアーはかなり本気っす。というのは、昨年末のプロモ来日時のショウケース・ライヴを観た人なら頷けるはず。元来の完璧主義にますます磨きが掛かったそのステージを評して、全米のメディアは〈とにかくスタイリッシュ〉と大絶賛。ミラーボールの中から出てくるオープニングから“Hung Up”での大団円まで、たっぷり2時間。みずから十字架に張り付けになる度胸や反逆精神もいまだ健在なら、〈パルクール〉と呼ばれるストリート・カルチャーをいち早く取り入れたアクロバットな演出も見事だし、どこを取ってもヴィジュアルの美しさが絶品。いやはや恐れ入りました。ハイライトの“Music”では、ホントに会場全体が〈ディスコ・フィーヴァー〉。ちなみに訪れていたセレブは初日がサルマ・ハエックに二コール・リッチー、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのアンソニー・キーディスほか、その後もパリス・ヒルトンやリンジー・ローハンなどが続々。そして亭主ガイ・リッチーはといえば、ツアーのドキュメントを撮影しているとかで、ちゃっかり仕事をさせとります。(レポート/村上ひさし)







