4月5日～4月11日のタワレコ渋谷店チャート注目株をピックアップ!!

まずはタワレコ渋谷店総合チャート。驚異的なセールスを記録している宇多田ヒカルを退け首位を奪取したのはやはり、Mr. Childrenのニュー・アルバム『シフクノオト』。待ち望んだファンの期待にきっちりと応えた、まさしく貫禄のポップ・アルバムとなっております。清春初のソロ・アルバム、TWIGY、YOU THE ROCK☆、RINO LATINA IIなどを擁する伝説のヒップホップ・クルー、KAMINARI-KAZOKU、一青窈などが順当にチャートを賑わすなか、なんと6位に初登場したのは菊地成孔のジャズ・リーダー・アルバム『DEGUSTATION A JAZZ』!!　bounce.comオリジナル連載〈CDは株券ではない〉においても、鋭すぎる分析を展開して大好評となっている氏の初ソロ・アルバムはスペイン料理のコースにヒントを得たエレガントなジャズ集。UAやカヒミ・カリィも参加!!

一方のJ-INDIEアルバムチャート。MONGOL 800、横山健という1、2位コンビを崩し、初登場2位をゲットしたのは結成10年を越えるバンド、Stompin' Bird。一概にスカコア、メロコアとは呼ぶことのできない過激なまでのミクスチャー・サウンドが新鮮な『JUST MAKE IT』は、とにかくハイ・テンションなロック・アルバムです。4位の、燻し銀ロックンロール・バンドTHE PRIVATES、5位のTHA BLUE HERBのILL BOSSTINOのハウス・ユニット、HERBEST MOON、6位の3ピース・メロコア・バンド、SUPER COLA、7位の鮮烈な歌モノ・ロックを聴かせる残像カフェなど、初登場組もいつも以上に賑やかでバリエーション豊富なのがタワレコらしいところですね。

・タワーレコード渋谷店総合チャート（4月5日～4月11日）
1. Mr. Children『シフクノオト』
2. 宇多田ヒカル『Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1』
3. 清春『poetry』
4. THE MAD CAPSULE MARKETS『CiSTm KOnFLiqT』
5. KAMINARI-KAZOKU『330 more answer no question』